レビュー
Rapha






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電動ミニポンプ「CYCPLUS AS2 ULTRA」でロードバイクの実際に空気を入れたレビュー。
近年のロードバイク界の技術革新(イノベーション)については、電動コンポ、エアロロードバイク、ディスクブレーキシステム、チューブレスシステムなどはもはや常識であるが、それ以外の領域、たとえば3Dプリンタ製サドル、クリンチャータイヤ向けの超軽量インナーチューブ、タイヤの新型バルブシステムといった分野でも新しい技術による意欲的な製品が普及しつつある。
そうした新製品の1つが電動ミニポンプだ。これまでのCo2ボンベに代わる製品と理解される。Co2ボンベとの決定的な違いはそれが一回きりの使い捨てアイテムであるのに対して、電動ミニポンプは充電すればなんどでも使えるという点にある。
今回はその電動ミニポンプとして有名で、Amazonでも現時点(2025/01/25)でレビュー星4.2という高評価の製品「CYCPLUS AS2 ULTRA」(Amazon)を実際に使ってロードバイクのタイヤに空気を入れてみたのでそのレビューを書こうと思う。
目次
公式ページは英語になっているため、Amazonのほうの製品ページを参照してほしい。そのAmazonのページでは重量は87g、最大対応空気圧は120 PSIとなっている。そして充填にかかる時間は、700×25Cタイヤならば約50秒で0〜80PSIへ、約110秒で110PSIとなっている。
対応するバルブは仏式(Presta:プレスタ)と米式(Schrader:シュレーダー)。本体につけるタイヤのバルブとの接合部品を反転させて切り替える。標準ではロードバイク用に仏式で設定されたまま届く。
製品が届くと本体含めて次のようなものが入っている。サッカーボールなどに空気を入れるための差込口も附属している。

説明書にはしっかりと日本語ページも含まれている。

後述するが延長ホースは便利なので常に携帯しておくほうが良いと思う。



充電ポートはうれしいUSB-C。パソコンのUCB-Cポートを使って約25分でフル充電できる。

本体サイズだが、横幅(?)はCo2ボンベ2本とだいたい同じ。

厚みはCo2ボンベ1本分より少しだけ上。

ジャージの背中ポケットやツール缶などにコンパクトなサイズだと言って良いだろう。
本体の電源ボタンなどのインターフェースと使用方法は次のようになっている。

なお電源をONしてからしばらく放置していると自動的に電源がOFFになり、バッテリーの消耗が抑えられる。
そして電源をONにた状態で、電源ボタンを1回ポチっと押すだけで空気の充填がスタートされる。
この動画では、空気圧の単位をPSIからBARへ変更して、その後空気圧の設定をしている。+ボタンとーボタンを押してどの空気圧まで空気を入れたいかを設定することができる。
この動画では空気圧を7.3BARあたりまで入れている。最後に空気の充填中に電源ボタンを1回押しているが、そうすることで設定した空気圧になる前に任意のところでストップさせることができる。
これは間違いなく使いやすいと断言できる。
Co2ボンベだと使い慣れていない初心者は失敗の可能性がそれなりにあると思われるが、CYCPLUS AS2 ULTRAなら失敗することはほぼゼロだろう。ボタンをポチっと押すだけなのだから。
なお附属の延長ホースはなくても当然に空気充填はできるし、持ち歩かないほうが荷物が少なくなるわけだが、バルブを痛めないために延長ホースを使うほうがロードバイク初心者には良いかもしれない。
また軽量TPUチューブを使うガチ勢にとっても、そうしたチューブは熱に弱いので、直接熱が伝わりにくくするために延長ホースを使うべきと説明書に書いてある。
したがって、🐷としては附属の延長ホースはつねにポンプ本体とともに携帯しておいたほうが良いと考えている。コンパクトな長さのホースなので背中ポケットの隙間にさらっと収まるので携帯してもどうってことはない。
空気充填中の音はうるさいと事前に情報を仕入れていたが、実際に使ってみるとたしかに静かではない。だが思っていたよりは作動音は大きくなかったという印象。
実際の作動音は、安めの電動ひげそり機の音を2倍か3倍にした感じといえばわかるだろうか。昔の(普通の安い)掃除機の音よりは小さい気がする。
ジジジジ・・・という高めの音で、耳慣れない音で決して心地よい音ではない。そのため余計にうるさいと感じてしまうのだろう。しかし実際の音量は決して爆音というレベルではない。
1月下旬、しかも最強寒波がきたころの真冬の屋外で使ったため本体が持つ熱は素手で触っていても気にならなかった。体感的にはホッカイロがしっかり温まっている状態の温度ぐらいだっただろうか。今度は真夏に使ってみてどうか試してみたいところ。
今回の使用するにあたって前日にバッテリーをフル充電しておいた。
そして上述のように真冬の屋外(3 ℃ぐらい?)で使用し、ロードバイク用の700x25cのタイヤを1本だけ0barから7.3barまで空気を補填した。その後に撮影したバッテリーの残り残量表示が次の画像だ。

バッテリー残量が1/3になっている。スマホのバッテリーでもそうだが低温ではバッテリーの性能は著しく低下するため、外気温が0℃前後だとロードバイクの2本のタイヤに空気をフル充填するのは難しい可能性があるのではないか。
ただライド中常に背中ポケットにいれておけば人体からの発熱で本体も温まった状態になっているため、こうしたバッテリーの性能低下は防げるかもしれない。
上の画像のように充電ポートが剥き出しになっているため、耐水性はない。そのためジップロックなどにいれておいたほうが良いだろう。
使い始めたばかりで耐久性は不明ではあるものの、Co2ボンベ(2本~3本分)を置き換える便利アイテムとしては十分に実用的で便利なものだ。特に上述のようにCo2ボンベでは失敗しがちな初心者にとってはとても有益なアイテムだと言える。空気の充填スピードはさすがに一瞬で終わるCo2ボンベには劣るが、とにかく失敗なく簡単だというメリットが大きい。
そして使うときは上述のように附属の延長ホースを常にいっしょに携帯しておくのがおすすめだ。あとはライド前日にきちんと充電しておこう。
まとめると、
これら3点を意識しておく必要があるが、そうした点を上回るメリットがある。特にロードバイク初心者にはオススメだし、もちろんベテラン勢にもCo2ボンベが使い捨て、かつさほど安価でもないことを考えればオススメだ。
ただし、いざというときのために同じ携帯用の手動式のポンプ(またはCo2ボンベ)はもっておきたい。
今回🐷が使用した商品は下のものだ。