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2026ミラノ~サンレモはポガチャル落車負傷もピドコックとの一騎打ちを制し初優勝!その感想、ハイライト、結果

2026ミラノ~サンレモはポガチャルとピドコックがポッジオでマチューをふるい落とし、一騎打ちに。それを制したポガチャルが初優勝を飾る。

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今年のミラノ~サンレモはまた歴史に残る伝説的な激闘となった。レース前からタデイ・ポガチャルとマチュー・ファン・デル・プールのニ強のバトルとなるだろうと思われていたわけだが、最後はある意味でまるで昨年のストラーデ・ビアンケのようなレースとなった。

コース

スタート直後の悲劇

今年のミラノ~サンレモはスタート直後に10名ほどの逃げができたのだが、いきなり波乱が発生。なんといきなり逃げが道を間違えてしまう。

審判カーも間違えたほう行ってるやん……

すぐ後方のプロトンもこのように間違えたほうへ進みそうになり少し混乱でスピードダウン。

慌てて引き返す逃げのメンバーたち。逃げはこのミスのせいでせっかくの逃げが台無しに。逆にプロトンに抜かされてしまい、レースは振り出しに。

しかしすぐにまたプロトン前方から逃げが生じ、10名ほどの逃げが出来上がる。

この時点での注目はMovistar。先ほどの無駄になった逃げでもMovistarの選手が、そして新しく出来たその逃げでも2名のMovistarの選手が入っていたからだ。なんとしても目立つんだという意気込みを感じる。

ポガチャル暗雲。ヤン・クリステンがリタイア

次の画像のようにレースが始まったばかりのタイミングでタデイ・ポガチャルのチームメイトで強力なアシストとなるはずだったヤン・クリステンと、Movistarのオールイス・アウラールがともに落車したリタイアとなった。

女子レースで最悪の落車事故

残り65km:イネオス集団落車!!ガンナ危機一髪

スタートからプロトンは基本的にずっと穏やかな雰囲気で走ってきたが、残り100kmを切ると少しずつ少しずつ集団内に緊張感のようなものが漂いつつあるように感じられた。

そして残り65kmを切ったところでイネオスが集団落車!

エースであるフィリッポ・ガンナがチームの中で3番目を走っていたのだが、その直前のミハウ・クフィアトコフスキが落車。

ガンナは紙一重でこの危機を回避!無事に先頭へすぐ戻ることができたが、問題はイネオスのアシスト3人が落車してしまったことだ。

落車したのはクフィアトコフスキ以外にベン・ターナーとコナー・スウィフト。

この地点からチプレッサへはまだ距離があるが、それでもチプレッサ前の激しい位置争いにチーム力は不可欠。まさにそんな勝負どころへ向かう前にイネオスはアシストが負傷してしまう事態に。

ターナーとスウィフトは怪我をしながらもレースに戻ることに成功したものの、クフィアトコフスキが立ち上がれず。なかなかレースに戻れない様子だったがやはりリタイアとなる。

それでもしばらくするとクフィアトコフスキ以外のメンバーはガンナのために集団先頭へ復帰することに成功する。

ポガチャル落車ああああ!!

フィニッシュまで残り32km、そして最初の勝負どころのチプレッサの登りまで約10kmとなった町中でなんとタデイ・ポガチャルが落車してしまう。

この落車に多くの選手が巻き込まれる。そこにはビニアム・ギルマイ、マッテオ・ジョーゲンソン、ワウト・ファン・アールト、ジュリオ・ペリツァーリなど有力勢も含まれた。

また同じく巻き込まれたマチュー・ファン・デル・プールとトム・ピドコックもプロトン先頭から遅れてしまい、チームメイトの牽引で集団復帰を目指す。マチューを引っ張るのはレース前に守りの走りをすると語っていたヤスペル・フィリプセンだ。

このポガチャルの落車シーン動画がこちら。

チプレッサに遅れて入るポガチャル

ポガチャルは上の落車で先頭集団と30秒ほど、マチューとの差が10秒以上ついてしまう。しかしチプレッサに入る前にプロトンの後方に復帰することに成功。またプロトンは逃げをここで逃げを全て吸収。

ポガチャルはそこからプロトンの先頭まで上がっていかなければ勝負ができない状態。

最後尾あたりからどんどん選手を抜かしていき前へ前へ上がっていく。

🐷「ファッ!?もう先頭に戻ってきてるやん!」

そしてこのポガチャルのためにブランドン・マクナルティが鬼引きでガンガン速度を上げる。その次にマクナルティの仕事を受け継いだのはやはりイサーク・デル・トロ!

そしてそのデル・トロが発射台となり、ついにポガチャルの攻撃がスタート!

このポガチャルのアタックにフィリッポ・ガンナたちはついていけず、フォローできたのはやはりマチュー・ファン・デル・プール、そしてトム・ピドコックの2名だけ!

この攻撃シーンの動画がこちら。

ポガチャルは何度か加速を試みるが他の2名を突き放すことはできずそのままチプレッサを終えて下りへ。

ここで少し気になる映像が何度か流れることになる。それはなぜか下りでマチューが少しだけ遅れ気味になっているシーンだった。

個人的には「前の二人が落車することも考えて、安全対策であえて少し距離をとっている?」と思ったりもしたのだが、だがマチューの表情がクロースアップされるとどこか苦しんでいるように見える。

🐷「これひょっとしたらマチューは相当キツイのか!?だとしたらポッジオでえらいことになるで……」

一方で、

🐷「ピドコックの表情がかなり冷静で余裕ありそうに見える。今年のピドコックは相当調子いいのかも」

ポガチャルとピドコックはことワンデイレースという観点ではわりと似ている才能の持ち主だ。どちらもシクロクロスもやっていて悪路につよく、一瞬の攻撃力もあり、登りにも強い。

そして🐷としては、ガンナがついてくるよりもピドコックがついてきたほうが、対マチューという点ではポガチャルにとって良い展開なのかもと思った。

なぜならガンナが登りでアタックすることは考えにくいが、ピドコックはそれが可能であり、ピドコックとしてもマチューを登りで落とすしか勝ち筋がない。そのためピドコックには登りアタックの必要性があり、ポガチャルとしてはマチューに追わせることができればその後のカウンターアタックで二人を仕留められる可能性が高くなるのでは?と考えたからだ。

ポッジオでついにマチュー陥落!

チプレッサでポガチャルら3名と後続とは少し差が開いたのだが、その後の平坦区間で追走集団が10秒差ぐらいにまでつめてくる。

先頭3名はマチューを先頭にしてポッジオに突入するが、その登りが始まってすぐになんとマチューがついていけずに遅れる。

やはりチプレッサの下りでの微妙な遅れ方は苦しい状態の現れだったのだ。

そのマチューが遅れる場面の動画がこちら。

一方でピドコックはポガチャルの連続攻撃に耐えて二人でポッジオの下りへ。

ダウンヒルといえばやはりピドコックの代名詞。ひょっとしたらピドコックが下りで猛攻をしかけるかもと思ったが、そこまで無茶して攻める感じではないように見えた。また途中でポガチャルが先頭になって下ることもあった。ポガチャルとしては自分のペースで下れるほうが安全だと考えたのかもしれない。

ポガチャルvsピドコックのラストスプリント!

平坦区間に入ると二人の後方ではマチューが集団に吸収され、一方でワウト・ファン・アールトが1人飛び出すことに成功し、ポガチャルとピドコックの「ダブルP」を10秒ほどの差で追う展開に。

二人が牽制に入ればワウトが追いつく可能性もあるかと思われたが、少し間に合わず、最後はダブルPの一騎打ちに。

🐷「うおおおおお!まじかあああああああああああ!」

僅差でポガチャルが先着!ついについにポガチャルが悲願のミラノ~サンレモを初制覇!

そして2位にピドコック、3位にワウト、4位にピーダスン。

ワウトはこれまで不運が続く感じのレースが多かったが、この3位入賞で流れが変わり今年は良い運気に恵まれてほしい。またピーダスンは骨折からの復帰レース、しかもこの難しいレースで4位となり、まさに勝てる状態にあることが明らかとなった。今後のクラシックでの活躍が十分期待できる。

残りはパリ~ルーベのみ!

このブログでは何度も「パリ~ルーベよりも勝つ可能性低いレースだろう」と自分の考えを書いてきたが、そんな素人考えをぶち壊されてしまった。

🐷「もうね……ほんまなんなんこの人」

これでポガチャルがモニュメント全制覇に残すはパリ~ルーベのみ。そこで勝つには運も必要。今回の勢いでそのまま勝利の女神を小脇にかついでルーベも制するのか、今度こそ(今年も)地獄の王マチューが立ちはだかるのか。

この勝利でさらに今年の地獄の楽しみが増えたと言えるだろうか。

ハイライト動画

のちほど。

結果(トップ10)

順位選手チームタイム差
1Tadej PogačarUAE Team Emirates – XRG1位との差
2Thomas PidcockPinarello Q36.5 Pro Cycling Team,,
3Wout Van AertTeam Visma | Lease a Bike0:04
4Mads PedersenLidl – Trek,,
5Corbin StrongNSN Cycling Team,,
6Andrea VendrameTeam Jayco AlUla,,
7Jasper StuyvenSoudal Quick-Step,,
8Mathieu Van Der PoelAlpecin-Premier Tech,,
9Matteo TrentinTudor Pro Cycling Team,,
10Edoardo ZambaniniBahrain – Victorious,,

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