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2026年ベルギー・グラベル選手権優勝はワウト・ファン・アールトを残り3kmで振り切ったダーン・ソーテが優勝
昨日開催されたベルギーのグラベル選手権にワウト・ファン・アールトが出場した。今回の開催地はワウト・ファン・アールトが生まれ育った地元の近く。彼のモチベーションも相当高かっただろう。
しかし残念ながら残り2kmで脱落し優勝は逃してしまった。
優勝したのはワウトの幼馴染でトレーニングパートナーでもあるダーン・ソーテ。二人とも同じ場所で生まれ育った仲で、同じ31歳。
レースは全長163kmで行われ、コースの60%以上を未舗装路が占めた。グロッベンドンクの軍事施設内にもグラベル区間が設定され、本格的なオフロードコースだった。
ファン・アールトは序盤から積極的に動くも、ソーテを含む小集団を先行させることを許した。
その後ファン・アールトは単独で先頭集団へ合流。ダーン・ソーテ、スタン・ファン・トリヒト、ジョー・ピロッテ、ウィツェ・メーウセン、ヤルノ・ベレンスとともに、6人の先頭グループを形成した。
最後の周回へ入った時点で、先頭集団は後続に1分以上のリード。残り22kmでファン・アールトが再びペースを引き上げると、ファン・アールトの地元グロッベンドンク在住のソーテだけがついていった。
勝負はファン・アールトとソーテの一騎打ちとなったわけだが、世界トップクラスのクラシックレーサーであるファン・アールトに対し、ソーテは最後まで離れず追走。そして残り約3kmでファン・アールトを振り切り、そのまま単独でフィニッシュした。
そのファン・アールトがちぎれたシーンがこの動画だ。
🤯🇧🇪#Cycling #BKGravel #Gravel #WVA #WoutVanAert #DaanSoete pic.twitter.com/o1oo22nkfS
— Pickx Sports (@PickxSports) August 16, 2026
レース後にワウト・ファン・アールトが言うにはこの場面で、どうやら脚が痙攣しつつあったらしい。そこで踏むのをやめざるを得なかったのだろう。
ファン・アールトの幼馴染であるソーテはレース前、終盤まで生き残ることができれば、ファン・アールトが自分を連れていってくれる展開もあり得ると予想していたようだ。
一方で、親しい間柄であっても特別扱いは望んでおらず、ファン・アールトに手加減を求めるつもりはないとも語っていたとのこと。
実際のレースでも両者は対等に勝負し、最後はソーテが自らの力でベルギーチャンピオンの座をつかんだ。
ファン・アールトがベルギー・グラベル選手権への出場を決めた理由の一つは、開催地が故郷ヘレンタルスに近かったことだ。
前年も出場を希望していたが、レーススケジュールの都合で実現しなかった。
ブエルタ開幕直前にグラベルレースへ出場することには危険性を懸念する見方もあった。しかしファン・アールトは、公道でのトレーニングを含め、自転車競技には常に一定のリスクがあると説明。不必要な危険は冒さないとしながらも、レースそのものを恐れてはいないとの考えを語っていた。
今回は優勝できなかったものの、残り22kmからレースを動かし、最終盤まで勝利を争った。ブエルタ・ア・エスパーニャへ向けた最終テストとしては、一定の手応えを得られる内容だったといえるのではないだろうか。
| 順位 | 選手名 | チーム名 | タイム差 |
|---|---|---|---|
| 1 | Daan Soete | ― | |
| 2 | Wout van Aert | 0:29 | |
| 3 | Witse Meeussen | Alpecin-Premier Tech Development Team | 1:55 |
| 4 | Stan van Tricht | Soudal Quick-Step Devo Team | 2:21 |
| 5 | Jarno Bellens | Baloise Verzekeringen – Het Poetsbureau Lions | 2:33 |
| 6 | Niels Vandeputte | Alpecin-Premier Tech Development Team | 6:10 |
| 7 | Laurens Sweeck | Alpecin-Premier Tech Development Team | 6:11 |
| 8 | Tim Merlier | Soudal Quick-Step | 6:13 |
| 9 | Kamiel Notebaert | Bataia Brigade | 7:08 |
| 10 | Jens Reynders | Qatar Pro Team | 9:28 |