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リアム・スロックがバーレーン・ヴィクトリアスへ移籍。 2年契約でクラシック部門を強化
Bahrain Victoriousは、Lotto-Intermarchéに所属するベルギー人選手リアム・スロックを獲得したと発表した。契約期間は2027年からの2年。
ワンデーレースとステージレースの両方で力を発揮できる25歳の加入により、Bahrain Victoriousはは春のクラシックやグランツールに向けた戦力を強化する。
次のインスタ投稿を見て欲しい。
25歳のベルギー人であるリアム・スロックの強みは、パワーと汎用性の高さにある。
ワンデーレースや春のクラシックだけでなく、グランツールを含むステージレースでもチームを支えられる選手だ。
Bahrain Victoriousのパフォーマンスマネージャーを務めるロッド・エリングワースは、スロックについて「力強い選手で、レースプログラム全体に貢献できる貴重な補強戦力」だと話す。
同チームはステージレースと春のクラシックに向けてチームの中核を担う選手層の強化を進めているところだが、スロックには集団牽引やエースのサポートの他にも、レース展開に応じて逃げを打ったり、独走で彼自身の勝利を狙う役割をも期待されることになるだろう。
そんなリアム・スロックは2026年6月のGPギッピンゲン(グロサー・プライス・デス・カントン・アールガウ:Grosser Preis des Kantons Aargau)でプロ初勝利を挙げたばかりだ。その勝利シーンの動画がこちら。
このレースではフィニッシュライン直前に落車する伝説のフィニッシュシーンとなったものの、無事に勝利を手にして自身の実力を証明。この結果は、スロックが2026年に飛躍を遂げたことを象徴する勝利となった。
持ち前のパワーを生かした積極的な走りは、厳しいコースや消耗戦となるクラシックでも大きな武器になる。バーレーンがクラシック部門の強化を目的として獲得した背景には、こうしたレーススタイルがある。
そんなスロックは今年の2026ツール・ド・フランスにも初出場。
特に注目を集めたのが第8ステージだ。フィニッシュまで約40kmを残した地点から単独で抜け出し、スプリンターチームが追走するメイン集団を相手に逃げ続けた。
→ペル・フィリプセンに異変?2026ツール・ド・フランス第8ステージは2日連続でティム・メルリールが後方からの早がけスプリントで勝利!
惜しくも残り1.3kmで吸収され勝利には届かずに終わったが、長距離の独走でレースを盛り上げたことが評価されてステージの敢闘賞を獲得。この走りは、スロックがワールドツアーの大舞台でもレースを動かせる実力を示したものだ。
スロックはプロ初勝利とツール・ド・フランス初出場を経験し、ワールドツアーで戦える能力を示した。今後の課題はその力を継続的な結果へ結びつけることになる。
Bahrain VictoriousにはLotto時代のチームメイトだった同じベルギー人のアレック・セガールトがいるため、チームに溶け込むのにさほど苦労はしないだろう。
2027年以降は春のクラシック、ワンデーレース、グランツールなど幅広い舞台で重要な役割を担うことが期待される。
25歳という年齢を考えれば今後さらに完成度を高める余地は大きい。積極的な逃げと高いパワーを持つスロックが来年からBahrain Victoriousで単なるアシスト以上の存在へ成長できるか注目だ。