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審判車がプロトンに衝突し4選手が落車。2026オランダ選手権で信じがたい事故が発生。
情報源:Four riders hit by a jury car during the Dutch National Cycling Championships
昨日から日本時間の夜にかけて日本選手権を含めて各国の国内選手権が開催され、多くの新しいチャンピオンが誕生した。そのうち主要国についてのロードレースと個人の王者については記事「2026主要国ロードレース王者と個人TT王者まとめ」にまとめている。
もちろんマチュー・ファン・デル・プールがいるオランダでもロードレースが開催され、Team Visma | Lease a Bike所属の35歳のウィルコ・ケルデルマンが優勝し、彼自身初めてのオランダのロードレースチャンピオンとなった(個人TTでは2015年にオランダ王者になっている)。
そんなオランダ選手権では審判カーが走行中の選手に衝突するアクシデントが発生していた。
事故が起きたのは、レースが正式スタートする前のニュートラル区間だった。
選手たちがラウンドアバウト(環状交差点)へ進入した際、先導する車両の動きに混乱が生じたという。
その事故を目撃した選手によると、1台の車両は左方向へ進んだ一方でもう1台の審判車はラウンドアバウトを右回りし、いきなり車両が急ブレーキ。それにプロトンがつっこみ、後続の4人の選手が避け切れず車両後部へ衝突したという。
これに巻き込まれたのが、数日前にオランダ選手権個人TTで優勝したLotto-Intermarchéのフープ・アルツ(Huub Artz)だった。
幸いにもアルツは再スタートを切ることができ、無事に完走し31位。アルツはレース後に事故について状況を説明しながら、運営側の対応に疑問を呈した。
アルツはニュートラル区間における運営にも問題があったと振り返る。
先導車の速度は時速30kmから40kmの間で何度も変化し、最初の登坂区間ではニュートラルにもかかわらず時速45km近いペースで市街地を走行していたという。
本来、安全確保を目的とするニュートラル区間で速度変化が繰り返されたことも、混乱を招いた一因だった可能性がある。
アルツは来週開幕するツール・ド・フランスでグランツールデビューを予定しており、大きな負傷に至らなかったことはチームにとっても朗報だったと言える。
今回の事故はニュートラル区間で発生したことから、運営車両の誘導方法や安全管理体制について改めて議論されることになるだろう。