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今日の2026ツール・ド・フランス第2ステージのプレビュー。終盤の連続する登りでヴィンゲゴーやポガチャルがどう動くか?
大観衆がつめかけたバルセロナでの開幕となった2026ツール・ド・フランス。55年ぶりの初日チームタイムトライアルを制したのはTeam Visma | Lease a Bikeで、そのエースであるヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard)が初日からマイヨ・ジョーヌを獲得した。
そして本日の第2ステージは普通のロードレースとなり、コースは丘陵ステージとなる。そのコースプロフィールがこちら。

走行距離は168.5 kmで、獲得標高は2500 mの丘陵ステージ。
最後は周回コースになっていて、同じ登りを3回駆け上がる。中盤をすぎたあたりで2級山岳があるが、これは登坂距離6.1kmで平均斜度6.5%。ここで遅れてもフィニッシュラインまではまだ相当の距離があるため大きな問題にはならないだろう。
周回コースで3回登るのがコート・デュ・シャトー・ド・モンジュイック(Côte du Château de Montjuïc)。これは登坂距離1.6kmと短いが平均斜度が9.3%、最大13%というなかなかの激坂だ。
そのモンジュイックを含めたラスト12kmは次のようになっている。

このように3級モンジュイックを登ってから下って、最後の登りフィニッシュとなる。最後の坂は距離700mで平均斜度7%。
以上のように今日は登れないピュアスプリンターたちに勝機はないだろう。終盤の激坂ではクライマーが攻撃をしかけたり、総合系チームがライバルの脚を削るためペースアップしたり、プロトンの速度が上がることが予測されるのでなおさらだ。
この最後の登りのコースは、ボルタ・ア・カタルーニャでおなじみだが、個人的には昨年のツール・ド・フランス第4ステージを思い起こさせるようなステージだと感じている。
そのときはタデイ・ポガチャルがマチュー・ファン・デル・プールとのスプリントを制して勝利したのだった。
→最強ポガチャルが100勝目!2025ツール・ド・フランス第4ステージは最後にマチューとのスプリントを制して勝利
今日のコースではマチュー・ファン・デル・プール、マイケル・マシューズ、マッズ・ピーダスンたち登れるアタッカー/スプリンターも勝つのは少し難しいか?もう少し斜度が緩ければチャンスはあっただろうか。だがそれでも彼らは狙ってくるか?特にマチューは。
ピュアスプリンターも上述のような選手たちもおそらく勝機がないコースであるため、今日は丘陵ステージでの勝利だけを狙うことに特化したチームがいきなり大人数の逃げを形成するかもしれない。そこにマチューが入ったりする?
逃げ集団の規模が大きくなればもうマイヨ・ジョーヌを擁するTeam Visma | Lease a Bikeは無駄な力を使わず、大逃げを容認してのんびりサイクリングに徹する可能性もある。
真剣勝負にもちこむと終盤にUAE Team Emirates – XRG&タデイ・ポガチャルとのガチバトルに発展する可能性が高く、無駄な混沌を生んでしまい、さらにはポガチャルが優勝してしまうと、せっかく昨日がんばって稼いだタイム差を失うことにもなりかねない。
したがってTeam Visma | Lease a Bikeとすれば今日はマイヨ・ジョーヌを失ってもいいから対ポガチャルだけを見据えて何もしないのが最善の作戦となるはずだ。
逆に追う立場となったUAE Team Emirates – XRGはポガチャルに勝たせようと動く可能性がある。
個人的には今日は10名以上の逃げ集団ができて大逃げ&逃げ切りが決まると言いたいところだが、確かにUAE&ポガチャルが動きそうな気もするし、そうなれば最後は激熱の展開となるだろう。
UAEとポガチャルにとって理想的なのはポガチャルがステージ優勝してヴィンゲゴーとのタイム差を縮小させるが、マイヨ・ジョーヌはそんなポガチャルについてきたヴィンゲゴーのままで、今後もTeam Visma | Lease a Bikeにプロトンコントロールを任せてしまえる結果になることか?
さて個人的な推しはEF Education-EasyPostのベン・ヒーリーとGroupama-FDJ Unitedのロマン・グレゴワールだが、彼らに大きなタイム差を与えてしまうと総合トップ10を狙うことを目標にするチームにとって不味いことになりかねないため、彼らの逃げは許されないか。
🐷「今日の予想はほんと難しいが、勝てるときに全て勝ちにいくというこれまでのレーススタイル、そして昨年のツールの第4ステージのことも考えると、やはりポガチャルか」