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タデイ・ポガチャルの負傷の内容・現状と、今後のレース予定について
昨日の2026ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージで世界中に衝撃を与えたタデイ・ポガチャルの落車・負傷と大会からのリタイア。
→【速報】ポガチャル落車負傷でリタイア!2026ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージの残り31kmで激しく落車し左肩がえぐれる負傷
→ポガチャル落車の原因について。2026ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージ
落車で左肩を痛め、ジャージとしても身体としても左肩がボロボロになった痛々しい姿のポガチャルが映像に大きく映った。

そんなポガチャルの負傷の状態がその後チーム側から正式に発表された。次のX投稿を見て欲しい。
🔴 🏥 Medical Update @lavuelta
— @UAE-TeamEmirates (@TeamEmiratesUAE) August 29, 2026
Dr. Adrian Rotunno, Medical Director: “Unfortunately, @TamauPogi suffered a heavy crash during today’s stage and was unable to continue the race.
He is stable, and following a thorough medical assessment at hospital, Tadej has been diagnosed with… pic.twitter.com/d3ZZZHB8qB
これによると病院での徹底的な医療評価の結果ポガチャルは
このように診断されたとのこと。現時点で彼は容態は安定しているとも書かれている。ひとまず深刻な負傷ではなかったようで、それは世界を安心させたことだろう。
ポガチャルは2019年のブエルタ・ア・エスパーニャでグランツールデビューを果たし、いきなり総合3位フィニッシュというとんでもない結果を出して以来、実に7年ぶりのブエルタ・ア・エスパーニャ出場だった。
この第8ステージまでにステージ3勝、初日からいきなり総合首位にたち、そのままずっと総合リーダージャージをキープして、ひょっとしたら一度もマイヨ・ロホを手放さないまま大会完全制覇するのではないかと思われていた矢先の突然の不幸・不運となった。
まだ大会第1週目すら終わっていない時点での負傷退場となってしまった。残念というしかない。
ポガチャルのレース途中でのリタイアは2023年リエージュ~バストーニュ~リエージュの落車以来となる。それ以降は2025ストラーデ・ビアンケでの激しいコースアウト落車、2026ミラノ~サンレモで勝負どころ直前での落車もあったが、それでも優勝してきた。まさに神に愛されたロードレースの申し子とも言うべき選手だった。
それでもこのブエルタで彼のキャリア初のグランツールリタイアを喫してしまった。
なお上のチーム側の投稿では今後の世界選手権とイル・ロンバルディアについて出場の可否などは一切書かれていない。よって現時点でそれらについては未定である。
今年の世界選手権では、過去にプロトンのロックスターとして君臨したあのピーター・サガンの歴史的偉業である史上最多の世界選三連覇に挑むことになっていた。
また年間最後のモニュメントのイル・ロンバルディアでは昨年彼自身が達成した単独歴代トップの連勝記録の5連覇をさらに更新できるか、同時に歴代最多優勝回数で単独首位となる6勝目を挙げて新たな伝説を歴史に刻めるかが注目の的になっていた。
ただ今の状態だと世界選手権の参加は相当難しいのではないか。たとえ鎖骨骨折などがうまく瘉えても、ブエルタというレース本番の強度と同じ練習をするのは難しく、コンディションを回復させるのに時間が足りないのではないか。
またイル・ロンバルディアも時間が多少余裕ができるとはいえ、チーム側は今回の落車を受けて年間最後のレースで再び落車するリスクを負いたくなく、ポガチャル出場にはかなり及び腰になるのではないだろうか。もちろんポガチャルの気持ち次第ではあるが。