
トム・ピドコックが2度目の世界王者に。2026MTB世界選手権XCOで優勝
トム・ピドコックが2026MTB XCO世界選手権で優勝
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ロードレースではスイスのProTeamの1つPinarello-Q36.5 Pro Cycling Teamで走る英国人マルチタレント、トム・ピドコックが、昨日の2026世界選手権MTB XCO(クロスカントリー)で優勝。彼自身ニ度目のMTB XCOでの世界選手権制覇となった。
一方でピドコックと同様に、ロードレース、シクロクロス、MTBの3つ分野での史上初の世界王者を目指したマチュー・ファン・デル・プールは序盤から先頭集団に追いつけない苦しい展開のまま、30位でレースを終えている。
ピドコックが2度目のMTB世界王者
この世界選の様子はUCIからライブ配信されていた。次の動画がそれだ。
優勝したピドコックはMTBでのポイント数が少ないため、スタート地点での並びは圧倒的に有利な最前列ではなく、そこから5列目という不利なところからのスタートとなった。

だがピドコックは1周目からマチュー・ファン・デル・プールの前を走りながら、冷静に少しずつ順位を挙げていき、2周目にはすでに先頭グループで優勝争いをするようになる。

対照的にマチュー・ファン・デル・プールは順位を思ったように挙げられず、後方集団から抜け出せないままの走行となる。

全8周回のうち後半になるとピドコックのペースについていけたのは同じ英国代表チームのチャーリー・アルドリッジとチリのマルティン・ヴィダウレのみ。
だがやがてチリのマルティン・ヴィダウレが二人についていけず脱落。7周目で英国人同士の対決になる。

その7周目の途中の登りでピドコックが加速し、ついにチャーリー・アルドリッジを引き離すことに成功。ここからピドコックは難コースをミスなく独走開始。

最終周回ではジャンプ時にこのようなトリックを決める余裕もみせつけながら見事に優勝。2023年以来2度目の世界選手権XCOでの世界王者に輝いた。
東京五輪MTB金メダリストがその実力を存分に発揮した形だ。
そして冴えない走りのままレースを終えたマチュー・ファン・デル・プールは30位でフィニッシュ。MTBレースの難しさに挑戦を跳ね返された形となった。
ピドコックはロス五輪でも優勝候補筆頭か
ピドコックは今年のツール・ド・フランスにも出場し完走。総合9位という見事な成績を残した。
そこから約5週間で今度はマウンテンバイクでの世界選手権を制したピドコック。
しかも今回、5月以降はMTBレースに出場していなかったせいで5列目という不利な位置からのスタートだった。
それでもレース前半ですでに優勝争いへ加わり、最後はチームメイトとの直接対決を制した。ロード、MTB、シクロクロスを横断するピドコックの技術と実力が改めて証明されたレースだったといえる。
2027年はロードレースへ比重を移す予定だが、2028年ロサンゼルスオリンピックを前にいつMTBへ本格復帰するのかにも注目が集まりそうだ。またロス五輪では優勝候補筆頭となるか。
2026世界選手権MTB XCOのトップ3
| 1 | トム・ピドコック(イギリス) | – |
| 2 | チャーリー・アルドリッジ(イギリス) | +0:17 |
| 3 | コール・プンチャード(カナダ) | +0:31 |













