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トビアス・アンデルセンが2027年ツール出場は「ほぼ0%」と語る。コーイ優先を予想、目標は欧州選手権へ
Decathlon-CMA CGMの24歳のデンマーク人スプリンター、トビアス・アンデルセンはプロデビュー4年目となった今シーズンに大きな成果を残した。
それはデビュー以来初めてワールドツアーのレースで勝利し、しかも今年はワールドツアーで3勝を挙げたからだ。
また今春は石畳戦線を代表するオンループ、クールネ、E3、ヘントの全てで2位をふくむ1桁フィニッシュを達成。来年の同戦線でもかなり期待できるだけの実績だと言える。
そのように今年飛躍した彼だがそれでも来年の2027ツール・ド・フランスへの出場は極めて難しいとの見方を示す。それは一体なぜなのか?
今回トビアス・アンデルセンはEurosport Denmarkのポッドキャスト「Radio Tour」で、ツール出場の可能性を「おそらくほぼ0%」と表現した。
その背景にあるのは同じチームに所属するコーイとポール・セクサスの存在だ。
アンデルセンは同じスプリンターとしてはコーイがエーススプリンターとして来年のツールに出場すると考えているからだ。
またセクサスについては過去記事「セクサスはツール欠場でジロへ?来年は世界選手権を最優先にする可能性」で紹介したように来年はツールよりもジロを優先する可能性も考えられる。しかしアンデルセンはセクサスについてもツールに参戦するのではないかと予想する。
このように両名が参加して総合成績とスプリントの双方を狙う編成になれば、同じ脚質のスプリンターに割ける枠は限られる。アンデルセンの発言はそうしたチーム事情を踏まえての発言である。
可能性というだけならばコーイの発射台としてアンデルセンが選出される可能性もあるのでは?とも考えられるが、アンデルセンはそうした考えをも否定する。
なぜならDecathlon-CMA CGMでは当初からチームの明確な方針として、両名がそれぞれ自分の勝利を狙い、別々のリードアウト体制を持つことになっているからだ。アンデルセン自身がそう明かした。
来季に向けた課題は病気からの回復だ。アンデルセンは伝染性単核球症を抱えながらレースを続けていたことを明かしており、6月のコペンハーゲン・スプリントを最後に長期離脱。10月に自転車でのトレーニングを再開したばかり。
今年も出場したツアー・ダウン・アンダーには準備が間に合わない可能性があるという。
だがその後は可能な限り多くのクラシックに出場し、ジロ・デ・イタリアへ向かう構想を語った。そして欧州選手権は本人が来季の大きな目標に挙げている。