マーク・カヴェンディッシュ現役続行か

今年のジロ・デ・イタリアに出場し、その休息日に今年限りでの引退を表明したマーク・カヴェンディッシュ。その後はツール・ド・フランス歴代最多ステージ優勝記録更新の期待がかかるも、第8ステージで落車し骨折によりリタイアとなってしまった。次の過去記事をまた見ておいてほしい。

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しかし歴史的記録更新を夢見る人々から現役続行の祈りと期待は絶えず、所属するアスタナ（Astana Qazaqstan）もカヴェンディッシュにもう1年現役を続けてほしいと話していた。ただ現時点でカヴェンディッシュとアスタナから現役続行の発表はない。そしてカヴェンディッシュはツアー・オブ・ターキーでレース復帰予定だ。

過去記事：マーク・カヴェンディッシュがツアー・オブ・ターキーでレース復帰か

そんな状況だが、みんな大好きGCNは次のような記事を掲載し、カヴェンディッシュが来年も現役を続けるだろうとの見方を示す。

GCNがそのように考える根拠の1つは先月、イタリアメディアのガゼッタ（La Gazzetta dello Sport）がカヴェンディッシュとアスタナとの間で、ある合意が近いと報道したことだ。

さらに根拠として書かれているのが、来シーズンに向けてのアスタナの補強の仕方だ。ダヴィデ・バッレリーニ（Davide Ballerini）、マックス・カンター（Max Kanter）を新たに獲得してスプリントのためのトレインを強化しようという考えが見える。そして、カヴェンディッシュを今年リードアウトしていたケース・ボル（Cees Bol）は来年もアスタナで走ることになっている。

そして何よりもアスタナの大佐ことアレクサンドル・ヴィノクロフがカヴェンディッシュのことをプロの中のプロだと大きく評価しているらしい。レース中はもちろんレースの外でもカヴェンディッシュはプロのお手本としてチームに良い影響を与えているという評価だ。

加えて、多くの選手、元プロ、そして代理人たちがGCNに対して100％の確かではないが、カヴェンディッシュの現役続行について示唆しているようだ。

はたしてカヴェンディッシュの現役続行はあるのか？