レビュー
Rapha






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レムコ・エヴェネプールが明日ロンド・ファン・フランデレンのコース試走へ。ロンドにサプライズ出場の可能性がにわかに高まる?
先日ボルタ・ア・カタルーニャを終えたばかりのレムコ・エヴェネプール。落車で負傷し、その影響はあったものの最後まで無事に完走し終えた。
そのカタルーニャでは最大のライバルのヨナス・ヴィンゲゴーが順当に危なげなく総合優勝したわけだが、レムコは負傷の影響もあったとは思うが、もともとヴィンゲゴーと全力全開で戦うつもりはなかったかのようにも見えた。そう思った人は多いのではないだろうか。
ひょっとしたら今後のアルデンヌ・クラシックに向けた調整としてカタルーニャを走るというのが本来の目的だった可能性もある。
そんなレムコの2026年春シーズン計画に大きな変化の兆しが出た。これまで出場を明確に否定していたロンド・ファン・フランデレンにサプライズ(?)参戦の可能性が浮上したのだ。
これまでレムコは同レースについて「リスクが高い」として回避する方針を示していた。過去2シーズンにわたる落車の影響もあり、2026年は安定したシーズン運営を最優先とし、無理な挑戦は避けるという考えだった。
だがしかし、明日の木曜日にレムコ・エヴェネプールはRed Bull-BORA-hansgroheのクラシック班とともにロンドの勝負どころを試走する予定らしい。
🐷「木曜日はエイプリルフールじゃないぞ」
情報源:Remco Evenepoel changes plans and may target 2026 Tour of Flanders
上述のようにレムコはチームメイトといっしょに大会終盤のコース試走に参加予定だ。
しかし通常モニュメントのようなビッグレースにおける試走は、実戦出場を前提とするケースが多い。そのため今回の動きは、「出場の可能性が大きく高まった」と解釈できるのではないだろうか。
レムコはこれまで、「ロンドよりもアルデンヌ・クラシックのほうが勝てるチャンスが大きい」としてアルデンヌ・クラシックを春の主目標として位置づけてきた。
それに加えてRed Bull – BORA – hansgroheの最重要目標は、あくまでツール・ド・フランスでの総合優勝争いであり、そのためにレムコは移籍してきたわけだ。チーム関係者も実際に、「ロンド出場がツール・ド・フランス総合優勝に直接役立つわけではない」と言っており、ツール最優先という方針は変わらない。
ではなぜロンドの試走をロンド開催の直前にやるのか?ロンドに出場しないと決まっているならば別に直前にやる必要はないはずだ。終わってからでも問題ないし、わざわざチームメイトといっしょにやる必要もない。カタルーニャが終わったばかりなのだから休養していても問題はないはず。
そう考えればやはりサプライズ出場という可能性が俄然高まったと解釈するのも当然だろう。
もちろん100%出場するとは言えないわけだが、仮に出場となった場合、ツールに向けて特に意味がないと思われるロンド出場という方針になったのか?
そこにはやはりベルギー人としての誇り・名誉というものがあるのではないか。
言うまでもなくロンドは、ベルギーの国民的イベントであり、その格式は最高レベル。それゆえベルギー人選手なら誰もが憧れるレースだろう。レムコもそうした想いを抱いていてもおかしくはない。
またタデイ・ポガチャルもロンドで優勝している以上、レムコにも勝機がないとは言えないし、本番ではRed Bull-BORA-hansgroheの選手の中で最もポガチャルに対抗できる存在となる可能性もある。
加えてマスメディア(特にベルギーメディア)の大注目を集めることもできる。
さらにいえばパリ~ルーベよりは安全だ。
仮に今回の試走が出場に向けたものであると仮定すると、最終的な出場判断は以下のような要素に左右されるだろう。
現時点では正式発表には至っていないが、「試走=高確率で出場」という常識的な論理を踏まえれば、デビューの現実味は非常に高いと言えるのではないだろうか。