【速報】UCIがフルームの無罪を宣言!ツール出場へ?
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とりあえず速報を。フルームは無罪!
- UCI公式声明:UCI statement on anti-doping proceedings involving Mr Christopher Froome
- Team Sky公式声明:Team Sky welcome Froome verdict
フルームのサルブタモール問題に決着。UCIがフルームの無罪を決定。
①UCIの声明
上記UCI公式声明にはこう書いてある。
Following receipt of information from WADA, Mr Froome then filed his explanation for the abnormal result on 4 June 2018, together with significant additional expert evidence.
訳「WADA(世界アンチドーピング機構)からの情報を受け取ったあと、フルーム側は2018年6月4日に、サルブタモールの異常値についての主張を提出。そこには重要な専門的証拠が附属してたんよ」
重要な証拠……これが決定的だったのか?
The UCI has considered all the relevant evidence in detail (in consultation with its own experts and experts from WADA). On 28 June 2018, WADA informed the UCI that it would accept, based on the specific facts of the case, that Mr Froome’s sample results do not constitute an AAF. In light of WADA’s unparalleled access to information and authorship of the salbutamol regime, the UCI has decided, based on WADA’s position, to close the proceedings against Mr Froome.
訳「UCIとしては、関連するすべての証拠を詳細に検討した。もちろんその分野の専門家やWADAからの専門家とも話あった。そんで2018年6月28日には、WADAのUCIに対する報告があがってきたんやけど、いくつかの事実に基づけば、フルームの尿サンプルの結果というのはAAF(検体での陽性反応)には該当せーへんと認められると書いてあったんよ。WADAが有する薬物関連の情報量や専門性、そしてサルブタモール関連の信頼性に照らせば、UCIとしてはWADAの意見に基づいて、フルームに対する一連の手続きを終了すると決定したんや」
つまり、UCIとしてはWADAの判断を尊重したということやね。実質的にはWADAの判断。
②フルーム&チームSkyの声明
これを受けてフルームはTwitterで、こう喜ぶ。
Grateful and relieved to finally put this chapter behind me, it has been an emotional 9 months. Thank you to all of those who have supported and believed in me throughout. pic.twitter.com/OGzsg83Gjj
— Chris Froome (@chrisfroome) 2018年7月2日
訳「ありがたいことやし、ほんまホっとしたわ。これでこの一連の問題に終止符が打たれたわけや。精神的にきつい9か月やったわ。支援し信じて続けてくれたみんなホンマおーきに。」
チームSkyのTwitterはこう。
Team Sky have welcomed the decision by the UCI to dismiss the case against Chris Froome.
📰 > https://t.co/1O2QdOGDR9 pic.twitter.com/FU3GYoW5o4
— Team Sky (@TeamSky) 2018年7月2日
③フルームのツール出場はどうなる?
さて、 昨日は昨日でASOがツールにフルームの参加を認めないという衝撃的なニュースが飛び込んできた。
しかし、UCIによる今回のフルーム無罪決定を受けて、おそらくASOもその方針を撤回するはず。もちろんツール・ド・フランスのルールとしては、ASOはUCIとは無関係に独自に選手の出走禁止を決定できる権限があるけど、さすがにUCIによって明確に無罪とされた選手に対して参加禁止というのは、なかなか通らへんのちゃうかな。
イノーおじさん息してる?
UCIとASOの仲の悪さ(でも今のUCI会長はフランス人やからこれまでよりはマシ?)とか、両者の裏の権力争いとかいろいろ妄想&邪推はできるやろうけど、まーでも、一言いわせてもらえば、
ワシ「 ア ホ く さ」
(今日のおまけ:パンクしたとき用のCO2ボンベ(インフレーター)ってあるやん?けっこう高い。1本300円とか400円とかするやん?そこで、安いのがあったから買ってみた。これ→Amazon:CO2 16g ボンベ ネジ有 [ 各社 パンク修理用 CO2 インフレーター対応 ] (5本)。これの10本入りのやつ)
(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)
ななな、なんじゃそりゃあーっ!?もう茶番レベルの顛末ですネ。
重要な専門的証拠?
そんな存在があったのに提出が6/4?
そしてその検証結果といえば、尿サンプルがAAFに該当しない?
AAFだったから騒いだんじゃないの?
と、?だらけのなぁ〜んかキナ臭いというかお粗末というか…
なんつーか、ドタバタすぎるというか、本当はもっと早く結果出てたんちゃうの?と疑念を抱かざるを得ないというか……
もうおっしゃる通り、ほんまお粗末ブヒね。
でも、サルブタにしろなんにしろルールか基準変えないと、まーた来年同じようなことが起こるような気もするブヒね。