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ニュース移籍・契約

チームIneosで何が起こっているのか?ワウト・プルスがBahrain Meridaへ移籍。

Wout Poels

(1) Wout Poelsの移籍



チームIneosで強力な山岳アシストとして活躍しているWout Poelsが、Team Bahrain Meridaへ移籍することになった。



Bahrain Meridaについては今年、チームSkyの創設メンバーの1人でコーチを務めていたチームの中心スタッフRod Ellingworthが移籍してきた。



そのことをふまえると、今回の移籍というのはRod Ellingworthの影響力の行使の賜物といえるかもしれない。

そして、来年からは同チームのメインスポンサーとして本格的にMcLaren社が就任し、予算の増加が見込まれる。そうなると、トレーニング方法と環境面の双方で、チームIneosとの差はかなり縮まるのではないかとも思える。

そう考えれば、今回の移籍は決して悪い条件ではない。さらにいえば、チームIneosにいればずっとアシスト。FやGが引退したとしても、次世代のエースEgan Bernalを筆頭に、Pavel Sivakov、Tao Geoghegan Hartたちがそれを十分埋める。あげくのはてにRichard Carapazまでやってくる。

ならば、自身がエースとなり、より自由に走れるチームへの移籍はやはり魅力的。



(2) なぜIneosからの移籍が連続?



Wout Poelsは、チームSky時代を含めてこれまで4度のツール・ド・フランスに出場し、チームの総合優勝を支えてきた。さらに、2016年Liège-Bastogne-Liègeの優勝者でもある。そういう意味では経験・実力ともにチームに不可欠な存在だったはず。

一方、今年のチームIneosからはKenny Elissonde(28歳)、David de la Cruz(30歳)、 Diego Rosa(30歳)といった強力アシスト陣が他チームへ移籍する。

それら移籍情報を聞いた感覚としては、「なんか、今年は他チームへの移籍多くない?」という感じ。

たまたま契約の期限がそういうタイミングに重なったとも思えるけど、やはりチームIneosの方針・戦略がその背景にあると思う。来年以降の未来を見据えたチーム作りというものがあるはず。たぶん、チームのスリム化とさらなる戦力の合理化、そしてより効率的なチーム運営を目指しているんやろうと思う。

来年のツール・ド・フランスについていえば、仮にChris Froomeがカムバックしてツールに出場するとすれば、おそらくFroome、G、そしてEgan Bernalのトリプルエース体制になる可能性が大きい。

実際にはチームの方針として、各エースはそのときのコンディションによって他エースのアシストに回ることが徹底されてる。そうなると、純粋なアシスト陣の枠が減るわけで。つまり、ツールを走れる可能性が減る。

KWSKやLuke Roweのようななんでも屋かつ平地の牽引役を担える固有能力を持つ選手は別として、単なるクライマーのアシストは確実に枠が減る。

ゆえに30歳前後のクライマーからすれば、年齢的にもチームIneosに残留し続ける理由は減るし、ツールに出場できる、または自由に走れるチームに行きたい。チームからしてもクライマーのアシストは十分足りている。両者の思惑は一致するわけやね。

そして他チームからすれば、強力なアシスト・クライマー、しかもチームIneosの事情を知り、経験もある選手は魅力的。

しかも来年からはUCI改革によってワールドツアーチームでも獲得ポイント数がこれまで以上に重要になる。ポイントをコンスタントに稼げるチーム力にしたい。

よって三方の利害が一致。Win-Win-Win。

こういうことなんやろうと思うね。どうやろね。

(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)
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