アラフィリップがドーピング陽性に激怒
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去年そして今年と大活躍、特に今年のツールでは大奮闘、ツールの主役といっても過言ではなかったJulian Alaphilippe(以下JA)。そんな彼がドーピング陽性に怒り心頭。
情報源:Julian Alaphilippe ‘angry’ after cousin and coach linked to EPO positive
女性選手のドーピング陽性とDeceuninck-QuickStepのコーチ
まず今年の6月、フランス国内タイムトライアル選手権に出場したフランス人女性選手Marion SicotがEPO陽性でアウトになった。
そして、彼女をコーチしてたのが実はDeceuninck-QuickStepのコーチであるFranck Alaphilippe。
名前からわかるようにこのコーチはJAのいとこにあたる。
Marion Sicotが述べるところによると、Franckは彼女に対して身近に直接的に指導してたわけじゃなく、パワーデーターのメールでのやり取りなどによって遠隔地から間接的に助言・指導をしていただけのもよう。よって今回のEPO陽性には無関係やと言う。
そしてJAは今回のニュースで、いとこである自身のコーチであるFranckの名前が取りざたされていることに失望、そして激怒。
そらそうやろなぁ。JAからすれば「おまえら何しとんねん……」と頭抱えたくなる気持ちやろね。身内の不祥事とまではいいすぎかもしれんけど、それに近い感じやろね。
だいたい、Deceuninck-QuickStepのコーチやからね。Deceuninck-QuickStepというチームそのものが疑われる、またはJA自身も余計な詮索されるかもしれへん。そうなると、ただでさえ万年金欠のチームからスポンサーが……
ただでさえ世界王者戴冠のチャンスである大事な世界選手権の本番前にいらんことに心中乱されることになるわけで。マスコミからも取材がくるやろうし、面倒なことこのうえない。