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なぜMathieu van der Poelはシクロクロス参戦を遅らせようとするのか？チームのUCI順位が影響？
なぜマチューがシクロクロス参戦を遅らせる可能性があるのか？
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情報源：Mathieu van der Poel could delay start of cyclocross season ahead of busy 2020
そろそろシクロクロスシーズンが本格的に始まる。ワールドカップシリーズも連戦が続く。しかし、シクロクロス現世界王者にしてオランダの至宝Mathieu van der Poel(以下MVDP）は、シクロクロスへの参戦を遅らせるかもしれないとのこと。
なぜかというと、それは2020年度のレーススケジュールとの関係で、MVDPの疲労を懸念しているから。
(1) UCIチームランキング
ここでまずMVDPが所属するプロコンチネンタルチームCorendon-Circusの、UCIチームランキングを見てもらいたい。
23位まで書き出すと、
| 1 | DECEUNINCK – QUICK – STEP (DQT) | BEL | 14692.03 |
| 2 | BORA – HANSGROHE (BOH) | GER | 14261.86 |
| 3 | TEAM JUMBO – VISMA (TJV) | NED | 13042.65 |
| 4 +1 | UAE TEAM EMIRATES (UAD) | UAE | 11719.33 |
| 5 -1 | ASTANA PRO TEAM (AST) | KAZ | 11526.5 |
| 6 +1 | TEAM INEOS (INS) | GBR | 10941.08 |
| 7 -1 | MOVISTAR TEAM (MOV) | ESP | 10423 |
| 8 | MITCHELTON – SCOTT (MTS) | AUS | 9121.74 |
| 9 | LOTTO SOUDAL (LTS) | BEL | 8639.94 |
| 10 +3 | TREK – SEGAFREDO (TFS) | USA | 8066 |
| 11 | EF EDUCATION FIRST (EF1) | USA | 7868.99 |
| 12 | GROUPAMA – FDJ (GFC) | FRA | 7324 |
| 13 -3 | BAHRAIN – MERIDA (TBM) | BRN | 7195.72 |
| 14 | AG2R LA MONDIALE (ALM) | FRA | 6730.4 |
| 15 | TEAM SUNWEB (SUN) | GER | 5599.37 |
| 16 | TOTAL DIRECT ENERGIE (TDE) | FRA | 5084.67 |
| 17 +3 | CORENDON – CIRCUS (COC) | BEL | 4890 |
| 18 | WANTY – GOBERT CYCLING TEAM (WGG) | BEL | 4831 |
| 19 -2 | CCC TEAM (CCC) | POL | 4819.79 |
| 20 -1 | COFIDIS, SOLUTIONS CREDITS (COF) | FRA | 4694 |
| 21 +1 | ISRAEL CYCLING ACADEMY (ICA) | ISR | 4690.2 |
| 22 +1 | TEAM DIMENSION DATA (TDD) | RSA | 4309.34 |
| 23 -2 | TEAM KATUSHA ALPECIN (TKA) | SUI | 4000.05 |
このようになっている。23位までのいわば部分的なランキングやけど、そのドベを争うのはワールドツアーチームのDimension DataとKatusha-Alpecin･･･
(´;ω;｀)悲しい。ファンよ泣いてもええんやで
1位～15位までは全部ワールドツアーチーム。しかし16位にTotal Direct Energy、そして17位にCorendon-Circus。つまり、プロコンチネンタルチーム内でいえば、Corendon-Circusが2位となっている。
実は前まで3位やったんやけど、この前のレースでWanty-Gobertを抜かした。
(2) 疲労と休息と2020年度のレーススケジュール
このまま2位で終われば、来年度からのワールドツアーに招待されることが多くなる。特に、ベルギーあたりの春のワンデイレースではこれまでより多く出場するチャンスが与えられるやろう。
そしてまさに、それらのレースやクラシックこそがMVDPの望むもの。MVDPの最優先目標はそこにある。そのため春のクラシックで全力を出せるコンディションにもっていかなくてはならない。
ところがシクロクロスをやりすぎると疲労が溜まりすぎる。完全に回復するには長い休息期間が必要。そうなると春のクラシックに間に合わないかもしれない。
シクロクロスという絶好の冬期のトレーニングをこなしつつ、それで仕上がった肉体のまま、そのコンディションを維持したまま春のクラシックに殴り込みをかけたいところ。
疲労の関係の来年度の目標との間でうまいこと調整をしないとアカンというわけやね。
なお、春のクラシック以外に来年度のMVDPのもう1つの目標はもちろん東京五輪。今はさしあたり、ツールは将来的な目標にすぎないと本人は言う。
