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以前に記事にしたとおり、Mark CavendishのTeam Bahrain Meridaへの移籍が正式に発表された。
It’s official! We are delighted to announce the signing of iconic British rider @MarkCavendish for the 2020 season.
— Team Bahrain Merida (@Bahrain_Merida) October 25, 2019
Read more ➡️ https://t.co/6TftTfKrzG#RideAsOne #WelcomeCav pic.twitter.com/FEKqvO6f7Y
現在Mark Cavendish(以下カヴ)は、先日から記事にしてる通りトラック競技の祭典、Six Day Londonに参戦中。Elia VivianiやCaleb Ewanといったロードレースでおなじみのトップスプリンターたちと競演中。水を得た魚のように生き生きと楽しそう。
そんなはしゃぎっぷりの裏には、この移籍が決まってて「すっきりした」感があるのかもしれない。
今回のBahrain Merida(以下チームBM)への移籍には、2つの「イギリス」が関係している。
1つめの「イギリス」は、来年からチームBMの経営権の50%を、イギリスの超高級車ブランドMcLaren社が握ること。バーレーンの王族が運営する投資会社が、同社を所有しているので、そのつながりということ。
そしてもう1つの「イギリス」は、チームBMの指揮官として新しく就任した人物がイギリス人のRod Ellingworthであること。この人物はチームSkyの創設メンバーの1人で、チームSkyで選手のパフォーマンスを上げるためのコーチをしていた。
また、同人はそれ以前から若手の育成に取り組んでいて、カヴも彼から多くのことを学び、ロードレースの選手としてその才能を花開かせた。いわば、カヴの恩師の1人でもある。
個人的に1つ気になるのは、バイクとの相性。チームBMのバイクスポンサーは当然Merida。そしてMeridaのバイクといえば、そうRohan DennisのTTバイク騒動。ひょっとしたら、Mark Cavendishのフィーリングに合わないかもしれない。
でも、かつてカヴはSpecializedとMcLarenと共同で、Cavendishスペシャルみたいなバイクを作っていたから、そのときのノウハウや経験があればMeridaのバイクもカヴが気に入るものになるかもしれない。