天才トム・ピッドコックがロードレースへ
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英国が誇る大天才のスーパースター、トム・ピッドコック(Tom Pidcock )。身長160cm以下に関わらず、これまで何度も数種の世界王者に輝き、そして今年のシクロクロス世界選手権でもマチューに続き2位。シクロはもちろん、ロードレース、MTB、タイムトライアル、トラック競技となんでもござれの化け物である。
そんなピッドコックは今年も冬の間はシクロクロスに注力していた。しかし、春が近づきこれからロードレースへ注力することになった。
Trinity Racing公式:TRINITY RACING ANNOUNCES ROAD TEAM FOR 2020 SEASON
所属する小さなチームTrinity Racingはロードレース用に人員を拡充。23歳以下の若手ばかりを揃えた。メンバー構成は次にようになる。
- Tom Pidcock (GBR)
- Cameron Mason (GBR)
- Finley Newark (IRL)
- Jacques Sauvagnargues (GBR)
- Matt Wall (GBR)
- Max Walker (GBR)
- Ollie Rees (GBR)
- Thomas Gloag (GBR)
- Sam Culverwell (GBR)
- Zach Johnson (AUS)
つまり、ピッドコックはワールドツアーチームと契約するわけではなく、あくまでU23カテゴリーのレースを中心にして走ることになる。これは、本人曰く「別に今は、ワールドツアーチームとの契約を急ごうなんて思ってへん。シクロクロスもやりたいしね」という考えがあるから。
それゆえ今後のレースとしては、通称Baby GiroことU23版ジロ・デ・イタリアのGirobio(Giro Ciclistico d’Italia)や、ラヴニールことTour de l’Avenir、あるいは地元英国のツール・ド・ヨークシャー( Tour de Yorkshire)に参戦することが目標となる。
まだワールドツアーで華々しく活躍する姿を見られるわけではないけど、まぁまだ二十歳やしね。まぁワシらも彼のワールドツアーデビューを期待しながらのんびり待とうや。