新城幸也の給料が7割減。ただし一時的。
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相次ぐロードレースの壊滅的な中止・延期により、ワールドツアーチームでも財政的な余裕がなくなっている。
プロチームにとってレースが仕事であり取引。レースがなければ仕事ないのと同じ。仕事はないのに従業員への給料の支払いや固定費などのお金がどんどん消えていく。これは民間企業や街の商店でも同じこと。
そこでプロチームの中には、選手やスタッフへの契約の一時的な凍結や、給与支払いの一時的停止を実行に移すチーム
が増えてきた。この点については、Lotto Soudalについて過去記事「 Lotto Soudalの選手が給与なしへ。ジルベール、ユアン、デゲンコルプが自主的に放棄。」で書いた。
そして先日、マーク・カヴェンディッシュや新城幸也も所属するワールドツアーチーム、バーレーン・マクラーレン(Bahrain-McLaren)も同種の方策をとることになった。
情報源:Bahrain-McLaren latest team to reduce wages
今回バーレーンが採用した方策は、給与のうちその7割の支払いを一時的に停止(猶予)すること。払うのは払うけど、払う時期を遅らせるというわけやね。対象となるのは3月から5月分の給料などになっているもよう。
すでに、その期間のレースついては3月中に中止・延期が発表されているから、それに合わせたわけやね。ただ、UCIはちょっと前に6月1日までのレースも全て中止・延期とする方針を発表(参照:過去記事「クリテリウム・ドーフィネも延期。いよいよツールも無理か?」)したから、ひょっとしたら上述の猶予期間が延びるかもしれない。
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