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バイクブランドのリドレー(Ridley)とエディ・メルクス(Eddy Merckx)が、プロチームにバイクを供給するのをやめるかもしれないとの報道。
今回の報道はロードレースファンにはおなじみのベルギー紙Het Nieuwsbladによるもの。下のリンク参照。
Het Nieuwsblad:Treft coronavirus ook de fietsindustrie? Merken Ridley en Eddy Merckx herbekijken sponsoring of stoppen
現在リドレーのバイクを使うベルギーのプロチームは、Lotto Soudal、Sport-Vlaanderen Baloise、Bingoal Wallonie-Bruxellesの3つ。
一方、エディ・メルクスはワールドツアーチームのAG2Rが使っている。
ちなみに両バイクブランドの関係やけど、リドレーとエディ・メルクスの両社は同じ企業グループに所属している。リドレーがメルクスを買収した。これは何年か前に記事にした通り。過去記事「ロードバイク業界M&A。リドレーがエディ・メルクスを買収。」を見てほしい。
今回のHet Nieuwsblad紙が伝えるのは、これら2つのバイク会社が今シーズンの終わりにそれらのチームのスポンサーとなっていることの価値を再評価しようとしているとのこと。ようするに、スポンサーを続けるだけのメリットがあるのかどうかをしっかりと考えようとしている。
なぜこういった方針なのかといえば、やはり新コロ助19の影響があるもよう。全世界的に経済が停滞、企業の収益も株価も落ちている。企業としてもその本業で厳しい状況が続くであろうと予想される。
そんな状況ではのんきにプロチームのスポンサーとして金を出し続けるわけにはいかないというわけ。
ひょっとたら来年、ベルギーのチームはベルギーのバイクを乗っていないかもしれない。