Cerveloと共同開発のカーボンホイールブランドReserve爆誕。CerveloxSanta Cruz Bicycles!
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アメリカのカリフォルニア州のサンタクルーズに本拠とするマウンテンバイクブランドといえば、Santa Cruz Bicycles(以下サンタクルーズ)。
同ブランドはMTB用のカーボンホイールで質、そして頑丈さでも有名で、また同時に充実したカーボンホイールの保証制度を設けたブランドとしても有名である。
そんなサンタクルーズが、Reserveというカーボンホイール専門の新ブランドを立ち上げ、ロードバイク用のカーボンホイールを開発、販売する。しかも、そのロードバイク用カーボンホイール開発に協力したのは、なんとあの高級ロードバイクブランドのCervelo!Cerveloとの共同開発である。
もちろんエアロ性能などホイールの性能はCerveloが関わるだけにガチである。
Reserve公式(英語):ロードバイク用ホイール一覧ページ
(1) Cerveloとサンタクルーズの資本関係。実は・・・
なぜアメリカのMTBブランドのサンタクルーズとカナダのロードバイクブランドCerveloというコンビなのか?その裏には資本関係上のつながりがある。
すなわち、実はCerveloとサンタクルーズは同じ企業グループに属しているのである。
オランダのコングロマリット(企業複合体)であるPon Holdingsという会社が、Cerveloとサンタクルーズを所有しているのである。そのため、Cerveloとサンタクルーズには横のつながりがあったというわけ。
その関係を知れば、「なるほど」と納得の共同開発である。
感のいいみなさんならピンと来ていると思うが、そう、2021年度のCerveloの新モデルの完成車では、このReserveブランドのカーボンホイールを選べるようになる(はず)。
(2) カーボンホイールReserve 50の概要
今回発表されたReserveのロードバイク用カーボンホイールは、リムハイトによって3種類ある。Reserve35、Reserve50、そしてReserve65である。名前の数字がリムハイトを示す。わかりやすい。
今回はその中で一番汎用性の高いであろう(一番売れるであろう)リムハイト50mmの、Reserve50だけ簡単に紹介しておく。
Reserve50:紹介ページ
選べるハブは3種類
ハブがDT SWISSから次の3種類用意されていて選べる。どれを選ぶかで、ホイール価格が変わる。
- DT 180(ホイール価格は$2800、約30万円)
- DT 240 (同$2400、約26万円)
- DT 350(同$1800、約20万円)
その他のスペックなど
- リムハイト 50mm
- リム内幅: 21mm
- スポーク数: 24
- チューブレスレディ仕様
- 重量: リムが490g、ハブにDT240を使った場合のホイール全体は1638g
- DT240を使った価格は$2400、約26万円
なにせCerveloとの共同開発のカーボンホイールである。当然Cerveloバイクとの相性の良さは抜群と期待したくなる。
そこでCerveloのバイクを買うならば、このホイールを選べる2021年モデルまで待つのもあり??