Specialized TARMAC SL7の最大の疑問点

予定どおりスペシャライズドから新型TarmacとなTarmac SL7が発表された。

Specialized Tarmac SL7/Trek Émonda SLR 9とデュラエース完成車

スペシャライズドの新型Tarmac SL7の発表でブタが一番気になるのは、その最上位モデルに電動デュラエース（Shimano DURA ACE DI2）の完成車が用意されていることである。

デュラエースについては、業界内の噂として今秋に新型が発表されるのではということになっている。

→新デュラエース発表はいつか？そして予想外のアレも発表される可能性が。

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スペシャライズド・ジャパン(@specialized_japan)がシェアした投稿 – 2020年 7月月28日午前9時13分PDT

一方、2021年モデルについては最近発表されたBMC Teammachine SLRシリーズでも、Giant TCR Advancedシリーズでも、そしてCannondaleのシステムシックスやスーパーシックスでも、その最上位モデルにはデュラエース完成車が用意されていない。SRAMのeTap AXS完成車は用意されているのに。シマノでは電動アルテグラどまりである。

ところが、スペシャライズドは現行の電動デュラ搭載の完成車を用意してきた。またTrekも2021年モデルのÉmonda SLR 9で現行の電動デュラ完成車を用意している。この違いには一体どういう理由があるのだろうか。

新型デュラエースの販売が予定よりもかなり遅れるので、Tarmac SL7やÉmonda SLR 9にはとりあえず現行デュラを載せた？しかし、それならBMCやGiantも現行デュラの完成車を用意しそうである。

あるいは、もともとはTarmac SL7などに現行デュラを載せる予定はなかったが、シマノから新デュラ販売が遅れそうとの連絡を受けて急遽デュラ版を用意した？

でもそんな行き当たりばったりなことしなさそうでもある。当初からスペシャライズドは何があっても現行デュラを載せる予定だったのか？

シマノの都合、各社の思惑・戦略、製造ラインの事情などいろいろあるので、ただの消費者でしかないブタには詳しいことはわからないが、なんか気になる。