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折り畳み自転車ブロンプトン(Brompton)

ブロンプトンがサブスクリプションサービスを開始。毎月4200円でBrompton M3Lを利用し放題。

折り畳み自転車ブロンプトン(Brompton)が、定額乗り放題サービスを開始へ

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折り畳み自転車としておそらく世界で最も知名度があり人気のあるものが、英国の創業44年のブランド、ブロンプトン(Brompton)(。

そんなブロンプトンがなんと今流行りのサブスクリプションサービス(毎月定額で利用し放題のサービス)を開始するもよう。

情報源:British foldable bike maker plans to launch subscription service next month as the cycling boom continues



サービスの概要・価格



ブロンプトンのサブスクリプションサービスは、来月から開始される予定。その内容は、年間契約の場合月額£30(約4200円)、月ごとの契約の場合は月額£42(約5850円)でブロンプトンを使い放題というものである。

ブロンプトンにもいろいろ種類があるが、このサブスクリプションで利用できるのはBrompton M3Lで、£1000(約14万円)のものである。年間契約の場合は月額£30なので1年で£360の支払い。これで£1000を割ると2.777・・・、よって3年使えばサブスクリプションの支払額がBrompton M3Lの購入費を上回ることになる。



具体的には、各地にあるブロンプトン指定のショップに行けばM3Lを手に入れて使える。その場で乗ってそのまま家に乗って帰るなり、買い物へいったり。家に持って帰って毎晩いっしょに寝たりもOK。

このサブスクリプションの価格には、保険、そして無料の修理サービスの利用権も含まれている。その詳細は不明だが、パンク修理サービスも含まれているのだろうと思う。ブロンプトンのパンク修理はちょっと面倒だから。ホイール回りがこみいった構造になっているため、クイックリリースを外せばすぐ交換できるというわけにはいかない。この点はBD-1(Birdy)などのほうがはるかに便利である。



このサブスクリプションの構想そのものは1年前からあったもよう。しかし実際にそのアイデアが「結晶化」したのは、新コロナにより世界がえらいこといなった時である。つまり最近のこと。

世界各都市でのロックダウンやソーシャルディスタンスルールもあり、世界の大都市では自転車利用者が爆発的に増えた。自転車業界にとってはビジネスチャンス到来である。ブロンプトンは素早く行動に移ったというわけ。

また近年はAmazon Kindle/Music Unlimitedや、NetFlixなど、サブスクリプションサービスが普及・拡大し、それを利用するのが当たり前の社会となっている。人々の意識もサブスクリプションに抵抗がなくなった。そして、若い世代のいわゆるミレニアム世代(ジェネレーション X)と呼ばれる世代は、「物を所有すること」についてかつての世代よりも執着しないとも言われている。所有するのは自分が本当に必要で気に入ったものだけ、という意識と言われる。

そのような社会的背景があり、ブロンプトンのサブスクリプションサービスが開始される。

もちろん、日本では開始されない。まずは英国で来月からスタート。次にドイツと米国と予定されている。



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piginwired
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