【MVDP】マチューが来年のツールを語る
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来年度のツール・ド・フランスで初のツールデビューを果たすことになるであろうマチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)。
そんな彼が、フランス紙L’Equipeで来年のツールについての意気込みを語っている。
情報源:Tour de France Mathieu Van der Poel « vise une victoire d’étape » sur le Tour de France 2021
« Notre équipe vise une victoire d’étape. Quand on voit le nombre d’équipes qui reviennent les mains vides après trois semaines de course, gagner une étape signifierait que notre Tour est réussi »
訳「チームとしてはステージ優勝を狙う予定。3週間のレースといえど多くのチームがステージ優勝を1つも挙げられないままツールを終えることを考えれば、ステージ優勝ができればそれはとてつもない大成功と言えるよね」
そして来年のツールでは開幕直後の第1ステージと第2ステージがパンチャー向けのステージであり、パンチャーであるマチュー自身もどうやらそれらのステージを狙おうと考えているもよう。
ただ、ツールではどのチームも目立とうと必死で(総合エースチーム以外は)最初からガチンコで殴り合うため、マチューといえど勝つのはそう簡単なことではない。マチューの強みが発揮できるコース設定が重要となる。
まだチームとしてはツールから正式なワイルドカード枠の招待を受けている段階ではないが、UCIヨーロッパツアーのチーム別ランキングで首位を独走しているため、来年度のワールドツアーにはグランツール全てを含めて自動的に招待される権利を手に入れている。よってよほどの事件が無い限り、来年度のツールデビューは確実である。
なお、来年度の東京五輪ではMTBのクロスカントリーでの参戦を考えているが、そもそも来年の東京五輪ですらどうなるかはまだ不明な点が多いため、具体的に五輪をどうするのかといった計画はまだ本人は考えていないとのこと。