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AbsoluteBlackから「GRAPHENwax」が登場。グラフェンを使った究極のオイルGRAPHENlubeの廉価版

AbsoluteBlackの「例のオイル」の廉価版が登場。

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元トレック社員が立ち上げた楕円形ギアのブランド、AbsoluteBlack。だが今年に限れば、楕円形リングよりもむしろチェーンオイルのほうが話題かもしれない。

というのも、以前同社は、ビットリアのタイヤでも使われるグラフェンを使った超高性能チェーンオイル「グラフェンルブ(GRAPHENlube)」を発表し、ケミカル界を騒然とさせたからである。

チームUAEにも供給され、使われている。下の動画を見てほしい。

なお、同製品は今冬の間は販売が停止されている。販売再開は来年は3月1日の予定。

このチェーンオイルの性能は各所で高評価を得ているゆえに折り紙付き。だが、値段が高い。そこで今回、同社からちょっと手間はかかるが、ちょっとお安いバージョンが登場した。それが、「GRAPHENwax」というもの。

一見するとチョコレートだが、実はオイルを凝固して成形されたものである。よって、バレンタインチョコを作るように、このチョコ形状のものを鍋で溶かして、その中にバイクから外したチェーンをぶち込むという使用方法となる。70℃で溶けるようだが、公式マニュアルとしては90~100℃近くまで加熱して、完全に溶かしてから使うべし、と書かれている。当然、やけどに注意。

手間がかかるが、その分価格はボトルに入ったものよりもお安くなっている。

お値段は350gで$29.95(約3100円)。1gあたり約9円。ボトル版のほうは140mlで$145.95(1万5000円強)。グラムとmlという単位なので簡単に比較できるわけではないが、厳密な単位換算の話はおいておいて、ボトル版はだいぶ高いことはわかってもらえると思う。

ただ、両者の質は同じではない。やはり高い分だけボトル版のほうが性能が高くなっている。なので今回のWaxは、単純にボトル版の中身を凝固させたものではない。似ているが異なる質のものである。

たとえば今回のこのWax版は、一度塗布すると400㎞までその効果が持続するようだが、ボトル版のほうは1800㎞持続する。歴然とした違いがある。

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piginwired
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