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トルクメニスタン

UCI世界選を開催する「コロナ感染者ゼロ」の国トルクメニスタン

未だコロナ感染者ゼロの国で、UCI世界選手権が今秋開催

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コロナが猛威を世界中にぶち撒けている今でも「コロナ」感染者数がゼロの国が複数ある。(参考:いまも“新型コロナ感染者ゼロ”主張は北朝鮮とトルクメニスタンの「独裁」2カ国と島国12カ国

そのうちの1つが、中央アジアのトルクメニスタンである。場所はパキスタンより北の、アフガニスタンとウズベキスタンの間。ロシアの近く。もうこの地理的条件でどんな体制の国家なのかは察していただけるはず。みなさんの予想通りである。

そんな「コロナフリー」「コロナヘイブン」な国家で、今年の10月にUCIのトラック世界選手権が開催される。

そんな国際大会では多くの「外国人選手」がトルクメニスタンを訪れる。そしてUCIの大会であるため、UCIのコロナ対策プロトコルを実施しなければならない。

そこで、同国は参加選手に対して「謎の病気」に対する「謎のワクチン接種」を認める方向である。

情報源:‘COVID-FREE’ TURKMENISTAN TO VACCINATE RIDERS AGAINST VIRUS IT WON’T ACKNOWLEDGE

なぜトルクメニスタンにコロナ感染者がいないのか?

答えは簡単。「新コロナ」という「名称」のウィルスは同国に存在しないからである。政府として新コロナという名称は認めていない。日本でも一部で信仰されている「ただの風邪」「ただの肺炎」あるいは「なんらかの感染病」である。それが同国のスタンスである。

よって、トルクメニスタンの国民は新コロナというウィルスの存在を知らない。情報統制がなされている。

ただし、同国の病院には「肺炎」患者が殺到しているようだ。

またWHOからの査察チームを受け入れ、同チームから「まるで新コロナが広まっているかのような感じで行動してほしい」と助言を受け、その方針を受け入れ実施している。

結果、新コロナという名称は使わないままで、国民に対して手洗いの徹底、そしてマスクの着用義務を課し、加えて厳格なロックダウンを実施している。

UCI世界選に向けた対応

そんな国で世界選手権やっていいのか(困惑)となるが、すでに決まっている以上仕方ない。ただロードレースと同様にUCIが定めたアンチコロナプロトコルに従わなければならない。

そこで海外からの参加選手には、トルクメニスタンが承認しているロシア製ワクチンであるスプートニクV、または、承認していない他国製のワクチンでも接種を認める方針となった。

もちろん同国の国民に対しては、「新コロナウィルス」に対する「コロナワクチン」ではなく、「謎の感染病」に対する「謎のワクチン」という建前はキープしたままで。

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piginwired
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