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カヴェンディッシュが語るツアー・オブー・ターキー最終日

カヴェンディッシュとツアー・オブー・ターキー

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昨夜は超微妙写真判定ゴールとなったアムステル・ゴールド・レースともう1つのレースが行われていた。それがドラマチックな復活を遂げたファビオ・ヤコブセンとマーク・カヴェンディッシュが出場しているツアー・オブー・ターキー。その最終日となる第8ステージが昨夜だった。その結果と感想はすでに書いた。下の過去記事で見てほしい。

この記事でも書いたように最終日のスプリンター対決を制したのはやはりカヴェンディッシュ。ファンを号泣させた復活勝利から立て続けてにハットトリックを決め、さらに最終日でも勝利。合計4勝目である。ロードレース史上最高のスプリンターが見事に復活したと言える。なお、この日の勝利でキャリア通算150勝をマークした。

そんな本人だが、「4勝なんて予想していなかった」と語る。

情報源:Mark Cavendish ‘didn’t expect’ four wins in Turkey as career victories top 150

情報源記事でのコメントによると、スプリントに向けてカヴェンディッシュは人数を揃えるイスラエル列車にタダ乗りしようとしたが、その後、Uno-Xが勢いよく前に出てきたのでそちらに乗り換えたもよう。その判断が功を奏して良いポジションがとれたことが勝利につながったと話す。この一瞬の判断力・センスこそがスプリンターで一番大事なのかもしれない。

“Today was harder than we imagined it was going to be, as we had different races within the race for all the various classifications. The stage was full gas from the beginning and it went like this for more than 100 kilometres, until a break finally got away. We had Stijn Steels there, while I could rely on the likes of Iljo Keisse, Fabio Jakobsen and Shane Archbold when we came to the crucial point of the stage, that nasty classified climb with twenty kilometers to go.

訳「今日は予想よりもハードだった。1日の中にいろんなタイプのコースが詰め込まれてたからね。今日は逃げがなかなか決まらず最初からたぶん100km以上はずっと全力疾走よ。それだけ走ってようやく逃げが決まった感じ。チームメイトのSteelsがその逃げに入ってくれて、自分はカイセ、ヤコブセン、そしてアーチボルドに守られながら一番の勝負所で、残り20kmのきつい山をこなしたわけ。」

このようにカヴェンディッシュはスプリントに向けた動きを説明する。そして4勝目を挙げたことについては、こう話す。

“Four victories are much more than I expected prior to this Tour of Turkey.”

訳「4勝というのはまじで当初の期待をはるかに超えた結果やね」

というように、本人としても全く予想していなかった好結果となったようだ。ただそんなすばらしい結果にも、チームへのリスペクトは忘れず、「自分はケーキの上に最後にいちごを乗せただけ」と述べ、あくまでDeceuninck-QuickStepというチーム力の強さがしっかりとあって、自分はそれに支えられているだけとチームへの感謝を示す。

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piginwired
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