シマノが電動ブレーキを導入か。特許情報

シマノがSTIのブレーキシステムに、電気的なアシストシステムを導入するかもしれない。その特許情報のご紹介。

情報源:Patent Patrol: Shimano wires up electronic bicycle brakes…but why?

電動ブレーキ?

「電動ブレーキ」というのは表現が大げさで釣り文句だが、既存のDi2のような電動変速システムのように、油圧ブレーキについても電気の力を少し借りるようなシステムを導入する可能性がある。そのようなシマノの特許情報が上記情報源記事で紹介されている。

工学や電子機器に詳しい人は情報源記事の絵図を見てもらえば、すぐにそのシステムの大体がピンと理解できるかもしれない。

この特許が意味するのは、ブレーキレバーがなくなるとか、ブレーキレバーを人間が使わなくなるということではなく、ブレーキレバーを引くのは人間だが、レバー操作から生まれる力を電子的な作用により油圧ブレーキのピストンの動きを制御しようとうもの。大雑把にいうと「間接的な電気的アシスト」という感じだろうか。直接ブレーキレバーの動きを電気的に制御するというものではない。

なんの意味が?

Di2など電動コンポを使っている人はすでに変速について電気的な制御・管理によるメリットを実感し「もうワイヤー式には戻れないな」と思っているかもしれない。ではこの特許のようにブレーキについて「電気的なアシスト」を導入することになんのメリットがあるのか?

この点につき当該特許には何も書かれていないようだが、情報源メディアは、そのメリットにつき以下の2点を推測している。

1つは、ブレーキレバーが小さくなり、レバーというよりもむしろ「ブレーキボタン」ともいえるような小型化が進むのではないかということ。

もう1つは、小型化できるがゆえにブレーキレバー(ボタン)の設置箇所とその個数を柔軟に変更できることだ。たとえばTTバーの場合にその恩恵は大きいのではないだろうか。

また握力の弱い人でもより安全に下れることにつながるかもしれない。そうなれば、ブレーキは変速よりもはるかに直接的に安全性につながる技術だけにシマノだけでなく全ての会社に期待したいところだ。しかし、やはり安全に関わる部分だけに、その開発には慎重さが求められるはず。よってまだまだ実現には時間がかかるか?

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