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ロードバイクのメリダ(Merida) Scultura

Meridaの新型SCULTURAか?クリテリウム・ドーフィネでマルク・パドゥンやジャック・ヘイグが使用

メリダの新型Sculturaか?

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エースのミケル・ランダ以外はやたら調子が良く、最近大活躍しているバーレーン・ヴィクトリアス。なんといってもジロ・デ・イタリアでベテランのダミアーノ・カルーゾが総合2位という偉業を実現したこと、そして先日終わったばかりのクリテリウム・ドーフィネではマルク・パドゥンが2勝、ソニー・コルブレッリが1勝と大活躍。目覚ましい戦果を挙げている。

そんなバーレーン・ヴィクトリアスが乗るバイクはメリダ(Merida)のバイクだが、どうやらそのSCULTURAの新型をクリテリウム・ドーフィネで使っていたもよう。

情報源:New lightweight Merida road bike spotted at Critérium du Dauphiné

さっそく次のインスタグラムを見て欲しい。

このインスタの2枚目の画像がわかりやすい。その2枚めの画像と、現行のSCULTURA TEAM-EとREACTO TEAM-Eとの2つとを比較してみよう。

ロードバイク メリダ(Merida)SCULTURA
上から現行REACTO TEAM-E、現行SCULTURA TEAM-E、そして新型と思われるSCULTURA © MERIDA JAPAN Co.,Ltd メリダ日本公式ページより

どうだろう。まずわかりやすいのが、

  • ステムが違う
  • シートステーとトップチューブとの接合部分の造形が現行のREACTOやSCULTURAとも違う
  • トップチューブとシートチューブとの接合部分の造形がリアクトっぽくなっている
  • シートポストのクランプ部分の設計がSCULTURAと異なっている

といったところだろうか。

こうしてみると、新型と思われるMerida Sculturaはまぁ流行を取りいれているなという感じである。現行モデルよりリア三角を小さく、シートステーがシートチューブと交わる箇所をより低くしているのは、今のエアロロードバイクの大部分がやっていることだ。つまり、現行よりもエアロ性能を向上させているのではないか。それはステムの形状・構造を見ても伺える。

つまり、新型のMerida Sculturaは軽量さはそのまま(あるいは少し軽量化?)にしつつ、空気抵抗を減らしたモデルとオールラウンドバイクとなるのだろう。この点はスペシャライズド(Specialized)の現行ターマック(Tarmac)と同じ流れだ。

現在は大手ブランドはどこもエアロロードバイクと軽量バイクとでカテゴリーを分けて販売しているが、UCI規定の変更(特に最低重量規制の緩和)などがあれば、それら2つのカテゴリーを統一した真のオールラウンダー的なバイクが登場するのかもしれない。

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