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ロードレースのツール・ド・フランス

落車のカレブ・ユアン骨折でリタイア。サガンは負傷もレース続行

ゴール前落車のカレブ・ユアンとピーター・サガンの今後のついて

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昨夜の2021ツール・ド・フランス第3ステージはこれまでの2日間よりもカオス(混沌)が支配していたかもしれない。さきほどの記事「エースの落車相次ぐ!2021ツール第3ステージの結果と感想」でも書いたが、とにかく落車、落車、落車、落車。しかも各チームのエースらが相次いで巻き込まれた。

その中で最後の落車となったのが、ゴール前200mをきったところの最終コーナーの落車だ。

最高速になるポイントなのになぜこんなカーブが設定されているのか、コースの設定ミスだろとも思う。超高速になっている場面なのだから、「そらタイヤも滑るわ」と言いたい。

ここでタイヤをスリップさせたのがカレブ・ユアン。そして巻き込まれたのが背後にいたピーター・サガンである。

そして悲しいことだが、カレブ・ユアンが鎖骨を骨折してリタイアとなってしまった。次のツイッターを見て欲しい。

水曜日に手術予定とのこと。そして次はブエルタ・エスパーニャに出場したいとの希望もコメントしている。

一方ユアンの落車に巻き込まれたサガンは、尻に血腫と裂傷があるものの今日の第4ステージは出場するようだ。今日のステージも平坦スプリントステージだが、おそらく本来の調子では走れないだろう。そのため無理にスプリントには加わらず、ある程度安全運転で終わらせる可能性もある。

ただ彼とチームの至上命題であるマイヨ・ヴェール獲得を考えると、あまりポイントを捨てるわけにはいかないのも事実。最大のライバルであろうユアンが去ったが、まだアルペシン・フェニックスのティム・メルリールや、バーレーン・ヴィクトリアスのソニー・コルブレッリらがいる。

なお、選手の一部は審判団にいわゆる「3kmルール」適用について、その日だけ特別に「8kmルール」にするよう交渉していたらしい。(情報源:Caleb Ewan out of Tour de France with broken clavicle, Peter Sagan banged up)。

ただ、プリモシュ・ログリッチの落車は残り10kmの地点で発生していたので、たとえ「8kmルール」になっていたとしてもほとんど結果は変わらなかったかもしれない。ただ、ひょっとしたらタデイ・ポガチャルが巻き込まれた残り4km地点での落車事故はなかったかもしれない。

昨夜のハイライト動画はこちら。

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piginwired
piginwired
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4 Comments

  1. ユワンとサガンの落車には思わず悲鳴でした。
    ユワンはメルリールのリヤにハスってますね。まるで柔道の足払いかけられたように、ものの見事にフロントが吹っ飛んでました…

    • スリップじゃなくてハスってたのブヒね。
      ある意味鎖骨骨折だけで良かったかも・・・

      • おしゃる通り、よくまぁ鎖骨だけで済んだものです。
        あの速度ですから、路面に叩きつけられたときの加速度は相当なものだったでしょうね。
        まぁムキムキスプリンター体系で筋肉量が多いから、クライマーより”多少は”衝撃吸収力はあるでしょうけど…

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