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カヴェンディッシュがエディ・メルクスの記録に並べるか?その期待がかかる次の第12ステージのコースについて概要を紹介しておく。
昨日の「ダブルモン・ヴァントゥ」を終えて第12ステージは平坦ステージとなる。
ということは、マーク・カヴェンディッシュがエディ・メルクスの偉大な最多勝記録34勝に並ぶかどうかが最大の注目ポイントとなる。なにせ第10ステージの勝利で33勝。あと1勝だ。
カヴェンディッシュによるタイ記録または歴史的な記録更新がなければ、少なくとも今後50年はそれを目指せる選手は登場しないかもしれない。
もちろんこれまで通りカヴェンディッシュ本人は「達成したその瞬間までは意識しない」と言うだろうが、周囲からの期待は高まるばかりなのは仕方ない。
もしこのステージでも勝利すれば世界中お祭り騒ぎになるのは必至で、奇跡的な復活を遂げたばかりか、同時にカヴェンディッシュの新しい栄光がまた1つ増えることになる。
なおこの第12ステージのゴールラインは、2019年のツール第16ステージと全く同じ場所らしい。そのときに勝利したのはカレブ・ユアン。今大会は残念ながらゴール前での落車で骨折しリタイアしてしまったが。
ポイントはゴール前の直角カーブ、そしてその後のラウンドアバウトか。特に直角カーブで先頭付近で抜けたいところ。落車のリスク回避というのもある。
カヴェンディッシュとDeceuninck-QuickStepにとって最大の問題は強風が吹くかもしれない区間があること。もちろんそれを利用してライバルたちに攻撃をしかけることも常套手段だが、自分たちが逆にハメられてしまう可能性もある。
そしてレース序盤は狭い道がクネクネと続くようだ。そこで落車などのトラブルがないようにしたい。