カレブ・ユアンがLotto Soudalとの契約を延長
Lotto Soudalがカレブ・ユアンとの契約を2024年まで延長
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カレブ・ユアンが所属チームLotto Soudalとの契約を延長した。チームのツイッターをどうぞ。
Good news! @CalebEwan extends till the end of 2024. https://t.co/4mYTWvCxjE pic.twitter.com/08csOZl6tq
— Lotto Soudal (@Lotto_Soudal) August 3, 2021
今回の延長により2024年までユアンは同チームで走り続けることになった。
彼の独特なスプリントフォームは空気抵抗を減らし、より長く最高速を維持するためのもの。絶対的なパワーでは大型の選手には勝てないための工夫が生んだ必勝フォームとも言える。マーク・カヴェンディッシュのスプリント時の低空フォームも同じ系統だ。
カレブ・ユアンはもともとMitchelton-Scott(現BikeExchange)に所属していたが、その当時からシーズンイン直後のツアー・ダウン・アンダーでは無類の強さを発揮していた。
しかし当時はグランツールでの成績といえば2015年にブエルタ・エスパーニャで1勝、そして2017年のジロ・デ・イタリアで1勝を挙げただけで、今のような勝ちまくりという印象はなかった。もちろんそれでも凄いのだが。
しかし2019年のLotto Soudal移籍後は他レースでも勝つことが多くなり、それ以降のグランツールではツールで5勝、ジロで4勝を挙げている。移籍して覚醒したと言える選手の代表格ではないだろうか。
今回の契約延長もそうした両者の良い関係を反映したものと言える。