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チームDSMが、A.クラーウ・アナスン(Asbjørn Kragh Andersen:29歳)とニコ・デンツ(Nico Denz:27歳)との契約延長を発表した。次のツイッターを見てほしい。
#AsbjørnExtends✍🏻
— Team DSM (@TeamDSM) August 10, 2021
💬”I really like working with the team and the people around me; I feel that this is the perfect place for me to continue getting the most out of myself.” – Asbjørn Kragh Andersen.
Another year in our jersey! 👇🏼 Full story here.https://t.co/WMQeQRzMJn pic.twitter.com/JgDI5IyhTY
両名とも2022年までの延長となっている。
A.アナスンはスプリンターで平坦レースはもちろん、パワーが必要な短いの激坂も登れる選手。今年は怪我の影響もあり満足にレースをこなせていないが、来年のチームにとって必要な選手ということだろう。おそらく来年は、ロンド(フランドル)やパリ~ルーベといった石畳系のクラシックにもアシストとして参戦するのではないだろうか。
ニコ・デンツもA.アナスンと同じくロンドやパリ~ルーベといった石畳系のクラシックもいける選手だが、アナスンよりも万能な選手だ。なにせグランツールも走れるし、イル・ロンバルディアなどの山系クラシックもいける。特にここ4年間は毎年ジロ・デ・イタリアに出場しているので来年も春のクラシックに続いてジロを走る可能性が高い。
チームDSMにはクラシックに強いこれといった決定的なエースが存在しないだけに、クラシック戦線ではより緻密な戦略とよりしっかりとしたチーム戦が必要になると思われる。これら両名とともにチームが一丸となってレース展開を混沌としたものにしたいところ。それができれば勝機は見えてくるか?