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ロードレースの2021ブエルタ・エスパーニャ

最後に突然2級山岳:今日の2021ブエルタ第10ステージのコース紹介

2021ブエルタ・エスパーニャ第10ステージのコースについて

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2021ブエルタ・エスパーニャは最初の休息日を終えて今日から第2週目に突入する。そんな今日の第10ステージのコースの紹介だ。

ロケタス・デ・マル~リンコン・デ・ラ・ビクトリア(Roquetas de Mar~Rincón de la Victoria)

ロードレースの2021ブエルタ・エスパーニャ
大会公式より

コースプロフィールはこうなっている。平坦ステージとも思えなくもないが、最後に2級山岳がいきなり登場することもあり公式には「Hilly(丘陵ステージ)」となっている。

全長は189kmで、その2級山岳は163km地点から登り始めることになる。登坂距離は10.9kmで平均斜度4.9%。プロにとっては普通の山という感じだが、おそらく逃げ集団の勝者はこの山岳である程度絞られることになるだろう。あるいは山頂をトップで通過した選手がそのまま独走勝利というのも十分あり得るか。

この山でスプリンターやさようなら。おそらく登れるスプリンターでも遅れるだろう。平均斜度はプロからすればたいしことないが、登坂距離が10kmを超える長めの距離だからだ。スプリンターにとっては難関山岳。

リーダージャージを着るプリモシュ・ログリッチを擁するJumbo-Vismaは今日もすぐに逃げを容認するはず。最後の2級山岳にボーナスタイムが設定されているが、上位3名だけが対象なので逃げ集団が全部とってしまうだろう。そうなるとボーナスタイムを得るためのログリッチの動きもなくなる。

休息日でなんらかの肉体のリズムが変わりこともありうる。総合勢はライバルたちの休息日あけの肉体の変調を確かめるべく、どこかのチームが2級山岳でペースアップするかもしれない。そこで脱落するのだけは避けなければならない。

優勝予想として選手名を挙げる非常に難しいステージだが、チーム名だけの予想はチームDSMかAG2Rのどちらか。

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piginwired
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