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さきほどISRAEL START-UP NATION所属のTTスペシャリスト、アレックス・ダウセットによる再びのアワーレコード挑戦がメキシコで行われ、そしてその結果が出た。
動画はYouTubeでもリアルタイム配信されており、見ていた人もいたのではないだろうか。その配信がこちら。
気になる結果は・・・54.555km!
現在の記録保持者であるヴィクトール・カンペナールツの記録は55.089kmであるため、惜しくも500mほど足りなかった。
この500mという差はTTを本気でやったことのある人間や、アワーレコードをやったことのある人間にしか実感できない差だろう。素人目には「1時間でたった500mの差で惜しい!」という感じだが、本職・専門家からすれば「だがその500mを埋めるのがとても難しく、大きな差だ」という意見かもしれない。
スタートから序盤はいいペースで、カンペナールツより速いペースで周回を重ねていった。上の画像のとき(13周目)はカンペナールツより0.7秒速く走れていた。ひょっとしたらこのちょっとしたペースの差が、中盤から後半に大きく影響を与えたのかも?
しかし30周目あたりから少しずつカンペナールツよりも遅れることが増えていく。ご覧のようにタイム差表示が「+0.398」などに変化している。このような周回が増えていった。
そして最後は54.555kmでゴール。走行距離が15kmとなったあたりからカンペナールツよりも遅れる周回が増え、それがこの差につながった。
今回はヴィクトール・カンペナールツの記録を破ることはできなかったが、同じ英国人でかつての記録保持者ブラッドリー・ウィギンスがマークした54.526は30mほど更新できた。なのでイギリス人の記録としては最高記録となる。(なお下のコメントでもらった情報だが、UCI非公認記録ではあるものの、Ribble Weldtite Pro Cyclingのイギリス人ダン・ビンガムが54.723Kmという記録を10月にマークしている)
UCI公認記録ではないですが、10/1にRibble Weldtite Pro Cyclingのダン・ビンガムが54.723Kmを出してますね。
Watt Shopのtweet ( https://twitter.com/Watt_Shop/status/1444010321585311758 )には、思いっきりBritish Hour Record Holderって書いてしまってるけどいいのかな。。。
ダン・ビンガムはクラウドファンディングで資金が集まればまた挑戦すると言ってるようなので、来年もアワーレコードのチャレンジは熱くなりそうですね。
おもしろい情報あざっす!
チームRibbleでそんなことやっていたとは。最近イケイケのブランドRibbleのバイクの宣伝としても効果的?
なんといっても来年は現役最強であろうフィリッポ・ガンナの挑戦が楽しみブヒね。それにあわせてピナレロがどんな新機材を投入するのかも。
日本人のプロや学生の選手らも「日本記録」を打ち立てるべく参戦し、日本国内でも盛り上がるといいブヒね。