ロードレースニュース

イネオスがコンサルティング会社TRANS2 PERFORMANCEと提携。チームのマネージメント能力向上へ。

イネオス(INEOS Grenadiers)は昨年・今年と2年連続で最も重要なチーム目標のツール・ド・フランスで苦杯を飲まされた続けた。ジロ・デ・イタリアではたしかに2年連続の総合優勝を果たしたが、やはりツールで勝ってこそなんぼのチームであることも事実。

チームSky発足以来初めての低迷と言ってもいいかもしれない。そんな中、チームは若返りを図り、今年も多くの若い才能を新しく獲得。さらに選手以外のスタッフの人事も部分的に刷新されつつある。

そんなふうにチームの改革が進行中だが、先日新しいパートナーとして、最先端のトレーニング方法・理論を提供する英国のコンサルティング会社TRANS2 PERFORMANCE(トランス・パフォーマンス)と提携したことが発表された。

このTRANS2 PERFORMANCEは、「これまでの旧態依然とした、効果があるのかないのかよくわからん伝統的なトレーニング方法や理論にムカついたから、もっと効果的でイケてるトレーニング方法を提供するために自分たちで会社を立ち上げた」という感じの会社だ。

ただし、同社が言うトレーニングとはいわゆるスポーツ選手がやるようなトレーニングというものではなく、ビジネススキルやジョブトレーニングといった意味のものである。

すなわち、経営者・幹部・管理職などを対象として、ビジネス上のトレーニング(企業研修?)を提供する会社である。たとえば、スピーキングスキルやプレゼン能力の向上などだ。もちろんそれ以外にも営業支援や生産性向上などのコンサルティングも提供する。

このような同社のサービスから考えると、今回イネオスが狙うのは、各選手についての具体的なトレーニング方法どうこうではなく、直接的にはコーチ陣や経営陣の選手への接し方、選手を管理・監督する方法、チームを運営する方法といった点を強化することだろう。

もちろんその強化が成功すれば、結果として、選手一人一人についてのトレーニング方法の適正化・合理化やパフォーマンスの向上につながる。

これまでもチームのボスのデイブ・ブレイルスフォードはこうした外部のコンサルティング会社などに相談していたのかもしれないが、来年からは選手だけでなく、選手以外のマネージメントに関わる人間すべての能力向上を図ることになる。これもチーム改革の一環だろう。

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