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来年からフランスのProTeamのトタルエナジーズ(TotalEnegergies)で走るピーター・サガン。かつてプロトンのロックスターとも評された個性は今でも健在。勝利以外でも観客を喜ばせるためにいろいろパフォーマンスを披露することも日常茶飯事。また今よりも若い頃はいくつかやんちゃな話題も振りまいていた。ポディウムガールにセクハラをするなど。
そして世間の一般論からするとそのような際立つ個性は組織の戦略・方針と対立をはらむことも少なくない。
そこでチームトタルとしては、ピーター・サガンにも「パフォーマンスと結果」のバランスを上手くとってほしいと要望したようだ。
情報源記事のベルギーメディアRTBFの取材に対して、チームトタルの監督Benoît Génauzeauが語ったところによると、彼は数週間前にチーム本部でピーター・サガンと初めて顔を合わせて話し合ったらしい。
そのときに同監督は、チームとしての方針・考え方をサガンに説明。それはもちろん勝利を目指すこと。そしてサガンもその一員として勝利に貢献してほしいことを伝えた。強いチームであることがチームトタルのアイデンティティだと理解してほしいと要望した。
しかし一方でサガンの影響力の大きさ・存在感の凄さもチームは理解していると監督は述べる。というのも、移籍が発表されてからはチームへのメディアによる取材が激増。世間からの注目度も俄然アップしているからだ。
したがってサガンの自由な個性も受け入れなければならないこともチーム側は理解している。それゆえ同監督は、チームとしてサガンの個性や自由も一定の程度は認めたうえで、チームの方針とサガンの個性とを上手く融合させなければならないと話す。
サガンはときどきメディアに対して塩対応のときがあるが、フランスチームだけにひょっとしたらフランスメディアの取材には温和に丁寧に対応してくれと求めるかもしれない。
単純に勝利数だけでいえばかつてほどのインパクトはなくなったサガンだが、まだまだ高い人気は健在。新天地で走る来年はどんな姿が見られるのだろうか。