コロナでユンボ・ヴィスマがチームプレゼンテーションを中止
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ようやく新コロナがワクチンのおかげで落ち着いてきたかと思われた矢先に、その安心感に冷水を浴びせる形となったのが新種のオミクロン株。世界全体が大きな揺り戻しとなりそうな気配だ。
そんな中、ユンボ・ヴィスマが2022年に向けたチームプレゼンテーションを予定していたのだが、コロナの再びの大流行の兆しを受けて中止となった。
情報源:COVID spike prompts cancelation of Jumbo-Visma team presentation
ユンボ・ヴィスマについては、先日ロバート・ヘーシンクがコロナ陽性となりチームキャンプを欠席というニュースが報じられていた。(参照:Robert Gesink misses Team Jumbo-Visma training camp with positive Covid-19 test)
だがそれ以外のメンバーやスタッフには、そういった報道はなく、オミクロン株の脅威などから現時点では無事なようだ。
またユンボ以外の他チームからもクラスター発生との情報は今のところない。
そういった意味では各チームは幸いにもコロナの再びの感染拡大から逃れられていると言えるが、もちろん今度どうなるかは予測不可能。
おそらく来年度のロードレースについても今年までと同様のコロナ対策が敷かれると思うが、オミクロン株の大流行となればそもそもレースそのものがやはり中止・延期となることは十分有り得る。そうなれば、またUCIレースカレンダーが大混乱となろう。また仮にレース開催となってもコース変更や無観客もありうる。
当面のところ最も心配なのが現在シーズン真っ只中のシクロクロスだ。特に世界選手権がアメリカで開催ということで、強力な渡航制限などが実施されれば参加できない選手も多くなるのではないだろうか。なんとか無事に今シーズンのシクロクロスを終えてほしいところだが楽観はできない感じだ。