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ついに今年最後のグランツールの最後の山岳ステージが終わった。今夜の2022ブエルタ第20ステージはスタート直後からアタック合戦の熱い展開となった。
果たしてレムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)は無事に1日を終えられたのか?
目次
こちらの記事をどうぞ。
アクチュアルスタートしました!
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】ブエルタ🇪🇸開催中 (@jspocycle) September 10, 2022
泣いても笑っても最終決戦
Cycle*2022 ブエルタ・ア・エスパーニャ 第20ステージ
【モラルサルサル 〜 プエルト・デ・ナバセラダ】181km(山岳)
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信中〜https://t.co/QyVyiWheFi#LaVuelta22 #jspocycle pic.twitter.com/enwiMAjpOS
この日は最後の山岳ステージということで各チームのクライマーなどの選手がスタート直後からアタック合戦。それもあって逃げがなかなか決まらず。また総合上位を脅かす選手の動きを警戒したプロトンも逃げをすぐには容認しなかった。
そんな中最初の1級山岳に入る前でひとまず逃げが形成されるも、それを追走する集団については何度も何度も選手が入れ替わり立ち替わりでなかなか安定しなかった。
アレハンドロ・バルベルデ(MOV)とヴィンチェンツォ・ニバリ(AST)の輝き
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】ブエルタ🇪🇸開催中 (@jspocycle) September 10, 2022
Cycle*2022 ブエルタ・ア・エスパーニャ 第20ステージ
【モラルサルサル 〜 プエルト・デ・ナバセラダ】181km(山岳)
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その追走集団については、アレハンドロ・バルベルデ、ヴィンツェンツォ・ニバリといった引退するスーパーベテラン勢、さらにはティボー・ピノやリチャル・カラパスらが含まれ、とてもワクワクさせる追走グループ形成競争が繰り広げられた。
そして強力な追走集団が作られる。
超強力24人の追走グループ
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ピノ、ニバリ、バルベルデ、メーダー、イギータ、カーシー、カラパス、デニス…
Cycle*2022 ブエルタ・ア・エスパーニャ 第20ステージ
【モラルサルサル 〜 プエルト・デ・ナバセラダ】181km(山岳)
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解説の中野マッサーの情報では、
ヴィクトール・カンペナールツ(Victor Campenaerts)のバイクフィッティングをしたのは鉄人アダム・ハンセン。#ロードレース #ロードバイク #スポーツ #自転車 #ツール・ド・フランス #ジロ #ブエルタ #jspocycle #gcn
— ワイアードの豚@ロードバイク (@BikeNewsMag) September 10, 2022
らしい。
また、ゴール後すぐにみんな謎のチェリージュース?プルーンジュース?を飲んでいるもよう。抗酸化作用があるかららしい。
などなど興味深い話が多かった。ぜひこの日の放送を見逃し配信などで見て欲しい。
カラパスは前半から追走集団に入って積極的に走っていたが、それは山岳賞を確定させるため。
そしてこの日もしぶとく、しつこく山岳を前で走り続け、さらに追走から加速。ついに、Bora-hansgroheのセルヒオ・イギータ(Sergio Higuita)、Intermarché-Wanty-Gobert Matériauxのルイス・メインチェス(Louis Meintjes)とともに3人の逃げ集団を作る。
そのまま2つ目の1級山岳を先頭通過。山岳賞をほぼ確定させた。
1級ラ・モルクエラ山頂をリチャル・カラパス(IGD)が先頭通過、第21ステージフィニッシュすれば山岳賞はカラパス
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Cycle*2022 ブエルタ・ア・エスパーニャ 第20ステージ
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そしてこの時点で、総合エースらの集団は、
となっている。
最後の1級山岳では逃げの3人のうち、カラパスがアタックをしかけそれにイギータが反応。メインチェスがついていけない。
同時に後方からレムコたちの集団で総合順位争いが本格化。必然的にレムコグループの速度があがり、先行するカラパス&イギータとの差がどんどん縮小。
山頂手前の急勾配区間でカラパスがイギータを置き去りに💥
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Cycle*2022 ブエルタ・ア・エスパーニャ 第20ステージ
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しかし、後方との差が縮小する中、カラパスがさらに加速!ついにイギータを置き去りにすることに成功。ゴールへ独走スタート!
だがそのカラパスに迫る巨大な影が!それは今大会でステージ優勝を挙げているチームDSMのテイメン・アレンスマン(Thymen Arensman)!レムコ集団から一人飛び出してカラパスを追う!ゴール前は斜度が緩いため、パワーに優れるアレンスマンはカラパスの天敵!?
そして結末は・・・
🔥🔥🔥🔥The at full steam!
— La Vuelta (@lavuelta) September 10, 2022
🚂 @RichardCarapazM – @INEOSGrenadiers get his third #LaVuelta22 win in an awesome finale.
📽 Relive the LAST KM. pic.twitter.com/VIEEmXDJjo
カラパスが今大会3勝目(第12、14、20ステージ)!
カラパスは今大会総合成績を狙って参戦してきたわけだが、前半あまり調子がよくなかった。それでステージ優勝狙いに切り替えたようだが、そこから調子が急上昇したように見えた。
ジロではジャイ・ヒンドレー(Jai Hindley)に逆転で総合優勝をさらわれてしまったわけだが、ブエルタでステージ3勝というのは素晴らしい結果だろう。
来年カラパスはチームEFへ移籍するわけだが、個人的に気になるのは「来年はチームEFでも黄金カラーのシューズを履くのだろうか」と。
現在のカラパスのシューズブランドはSIDIだが、チームEFはわりとみんなシューズはバラバラに見える。シマノやノースウェーブなどなど好きなブランドのものを履いてるように思われる。ならば、来年もチームEFでカラパスはSIDIのゴールドシューズのまま?どうなるだろう。
Las lágrimas de un líder, del líder de #LaVuelta22…
— La Vuelta (@lavuelta) September 10, 2022
❤️✅
Big emotions for the man in red! GC leader at #LaVuelta22.
Congrats @EvenepoelRemco @qst_alphavinyl!
📸 @charlylopezph pic.twitter.com/9Nk0gGRcvd
重圧の中、今日は最後まで危なげなく走りきったレムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)が、実質的にブエルタ総合優勝を確定させた。
こちらがブエルタ総合優勝を決めた勝利の舞。#ロードレース #ロードバイク #スポーツ #自転車 #ツール・ド・フランス #ジロ #ブエルタ #jspocycle #gcn https://t.co/mbYT1xEJ6G
— ワイアードの豚@ロードバイク (@BikeNewsMag) September 10, 2022
ラストグランツールのアレハンドロ・バルベルデ(MOV)、ヴィンチェンツォ・ニバリ(AST)
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】ブエルタ🇪🇸開催中 (@jspocycle) September 10, 2022
Cycle*2022 ブエルタ・ア・エスパーニャ 第20ステージ
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アレハンドロ・バルベルデとヴィンツェンツォ・ニバリは現役最後のグランツールの最後の山岳ステージを無事に走りきった。あとは明日の平坦ステージを平穏に走ってマドリードで最後のグランツールに別れを告げる。
1 | Richard Carapaz | INEOS Grenadiers | 1位との差 |
2 | Thymen Arensman | Team DSM | 0:08 |
3 | Juan Ayuso | UAE Team Emirates | 0:13 |
4 | Jai Hindley | BORA – hansgrohe | ,, |
5 | Enric Mas | Movistar Team | ,, |
6 | Remco Evenepoel | Quick-Step Alpha Vinyl Team | 0:15 |
7 | Louis Meintjes | Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux | ,, |
8 | Ángel lópez Miguel | Astana Qazaqstan Team | ,, |
9 | João Almeida | UAE Team Emirates | 0:17 |
10 | Sergio Higuita | BORA – hansgrohe | 0:32 |
1 | Remco Evenepoel | Quick-Step Alpha Vinyl Team | 1位との差 |
2 | Enric Mas | Movistar Team | 2:05 |
3 | Juan Ayuso | UAE Team Emirates | 5:08 |
4 | Ángel lópez Miguel | Astana Qazaqstan Team | 5:56 |
5 | João Almeida | UAE Team Emirates | 7:16 |
6 | Thymen Arensman | Team DSM | 7:56 |
7 | Carlos Rodríguez | INEOS Grenadiers | 7:57 |
8 | Ben O’connor | AG2R Citroën Team | 10:30 |
9 | Rigoberto Urán | EF Education-EasyPost | 11:04 |
10 | Jai Hindley | BORA – hansgrohe | 12:01 |
マイヨ・ロホ(総合首位) | Remco Evenepoel | Quick Step-Alpha Vinyl |
マイヨ・ベルデ(ポイント賞) | Mads Pedersen | Trek-Segafredo |
マイヨ・ルナレス・アスーレス(山岳賞) | Richard Carapaz | INEOS Grenadiers |
マイヨ・ブランコ(新人賞) | Remco Evenepoel | Quick Step-Alpha Viny |
いやいやいや、ついにレムコくん、闘い抜いてくれましたねぇ。
山岳ステージではまた遅れたりしたら…とハラハラしながら観てましたが、だんだんと安定感を増してきたように思えました。
22歳、大したもんです。
実際、ブタも「まだレムコは総合優勝は無理じゃね?」と思ってたクチ。
「山岳で遅れてTTで取り戻して、なんとかトップ5ぐらい?」と。
ところが逆に山岳でもタイムを稼ぎにいくという実力をみせつけ、全体的には安定した王の走りを見せつけての優勝。
これは来年のツール・ド・フランス出場の期待が高まったブヒね。
本人はツールも狙ってる様子ですね。
これまではルフェーブルおじさんの方針で、出るレースなども計画的に選んでいたようですが、これで3週間闘えるとなれば来年はツールの可能性は高まってきたかもしれませんね。
いよいよ来年は、ポガチャル、レムコ、ヴィンゲゴーで頂上決戦となるか楽しみブヒね。
でもレムコはジロをリベンジかな?