ずっと昏睡状態だったアミー・ピーテルスが、自立呼吸ができる状態へ
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昨年クリスマス直前に練習中に激しく落車し頭部に重傷を負って意識をなくしていたオランダのアミー・ピーテルス(Amy Pieters、SD Workx所属)。
すぐにヘリで病院へ運ばれ頭部の手術。脳への圧力を減らすような手術だったようだ。そして人工的に昏睡状態を設定し、そのまま状態を安定させていた。
その状態から覚醒させる予定よりは少し遅れたようだが、今回その人工的な昏睡状態から脱したようだ。そして術後も安定しているもよう。以下のチームインスタでの発表を見て欲しい。
これによると、意識昏睡状態から脱した今も状態は安定しており、自立的に呼吸もできているようだ。
そして今回、母国オランダの病院へ空輸で搬送されて帰国となった。
頭部・脳へのダメージなどの詳細な診断は、意識覚醒後に行われる予定になっている。というのも覚醒後でなければ正確な診断ができないから。よって今後どのようなダメージを受けたかなどが明らかになるだろう。
アミー・ピーテルスは、2019年のヨーロッパ選手権ロードレースの元王者で、同胞のキルステン・ウィルト(Kirsten Wild)とペアを組んでトラック競技のマディソンで3年連続で世界王者に輝いているキャリアの持ち主だ。