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今冬のシクロクロスシーズンで勝ちまくっているのが、いわずとしれたワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)だ。
先日はチェーントラブルによりライバルの一人のトム・ピドコックに勝利を奪われたが、それでも最大のライバルのマチュー・ファン・デル・プールがいない現時点ではコンディションと実力ともに頭1つ抜けて最強と言えるだろう。
だがそんなファン・アールトも今年のシクロクロス世界選手権に出場するかどうかはずっと「検討中」という態度だった。主な理由は、シクロ世界選に出場したとするとロードレースへ戻るためのコンディション調整が難しくなることだ。
そしてついにファン・アールトが正式にシクロ世界選に出場しないことを発表した。チームのツイッターを見て欲しい。
🇧🇪 #X2OBadkamersTrofee
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) January 5, 2022
💬 “In consultation with the team, I decided not to ride the World Championships in Fayetteville. This was the intention from the beginning, but we have now made the decision.” – @WoutvanAert
Read more in our report! ✍🏼⤵️
理由はやはりロードレースに向けた調整を重視するからだ。
なお、今年のシクロ世界選は椎間板の故障により療養に入っているマチュー・ファン・デル・プールも出場しない。チーム側から正式に発表があった。こちらもチームツイッターをどうぞ。
Not the news we’d been hoping to share, but @mathieuvdpoel won’t defend his world CX title later this month. He and the #AlpecinFenix team management have deciced to put a stop to his CX season.
— Alpecin-Fenix Cycling Team (@AlpecinFenix) January 5, 2022
📝 Read more: https://t.co/6qlWVarCN4 pic.twitter.com/uIBlhB96Bu
というわけで、現在の二強が参加しないことになるため、彼ら以外の選手、特に英国のトム・ピドコックはかなり有利な状況になったと言えるのではないだろうか。
もちろんだからといってピドコックが簡単に優勝できるかというとそんなことは全くない。トーン・アールツなど強豪は多い。
そして二強の不参戦によって彼らにも世界王者に輝くチャンスが出てきたため、誰もがいつも以上にガチで臨むのではないだろうか。二強が独走する展開とは異なり、かなり接戦・混戦のおもしろいレースとなるかもしれない。