ポルシェが電動自転車に関与へ?駆動システムの開発企業Fauzaの株式を取得
ポルシェが、電動自転車の駆動システム開発会社の株式を20%取得
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ドイツの高級自動車メーカーのポルシェが、同じくドイツで生まれた電動自転車の駆動システムを開発するFazuaの株を購入したことが明らかになった。20%の株式を獲得したようだ。
ポルシェについては何も説明する必要はないだろうが、Fazuaは2013年にミュンヘンで誕生した電動手自転車(Eバイク)関連の会社で、ライバル社よりも軽量コンパクトな電動の駆動システムを開発する技術力に定評がある。
すでにFazua社のシステムを使うブランドは40を超えているとのこと。
ポルシェはこれまでもすでに、オランダの巨大コングロマリット(複合企業)のポン・ホールディング(Pon Holdings B.V.)が有する投資会社であるPonooc Investiment B.V.と戦略的なパートナーシップ契約を結んでいたが、そのPonoocと協力し、電動の移動手段に関係する合弁事業会社を作る予定のようだ。 )
脱石油・石炭を進めるEUの中心的存在であるドイツの車会社だからというのもあるかもしれないが、これから有名自動車会社が、電動自転車や電動の移動手段というビジネスにどんどん資金を投入し関与を深めていくのかもしれない。
ちなみにこれまでもこのブログで何度か書いてきたが、ポン・ホールディングは自転車ブランドのサーヴェロを傘下にもち、同じく自転車ブランドのキャノンデールやGTの親会社も傘下に持っている。