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石畳

クイックステップ!?2022オンループ・ヘット・ニュースブラッドの感想と結果【2022Omloop Het Nieuwsblad】

2022オンループ・ヘット・ニュースブラッド(Omloop Het Nieuwsblad)の感想と結果

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さきほどは今年初のワールドツアーとなったUAEツアー最終日の感想・結果(総合順位)を書いたが、そのUAEツアーが閉幕すると同時に始まったのが、ベルギーの石畳クラシック戦線。4月のモニュメント、ロンド・ファン・フランデレン(Ronde van Vlaanderen)の前哨戦シリーズともいえる。

その初戦が昨夜のオンループ・ヘット・ニュースブラッド(Omloop Het Nieuwsblad)。なお次の夜にはクールネ(kuurne-Bruxelles-Kuurne)も開催される。

なお、今夜行われたもう1つのレース、フォーン=アルデシュ・クラシック(Faun-Ardèche Classic)は次のような結果となった。

今年のコースプロフィールや参加選手リスト

大会公式サイト:オンループ・ヘット・ニュースブラッド(Omloop Het Nieuwsblad)

今年のコースや参加チーム・選手のリストは上の画像を見て欲しい。

昨年度のトップ10とハイライト動画

1位ダヴィデ・バッレリーニDeceuninck-QuickStep
2位ジェイク・スチュワートGroupamaーFDJ
3位セップ・ファンマルクISRAEL START-UP NATION
4位ハインリッヒ・ハウッスラーBahrain Victorious
5位フィリップ・ジルベールLotto Soudal
6位アレックス・アランブルAstana-Premier Tech
7位フロリアン・セネシャルDeceuninck-QuickStep
8位マッテオ・トレンティンUAE-TeamEmirates
9位ケヴィン・ゲニエッツGroupamaーFDJ
10位ニルス・ポリッツBora-hansgrohe

クイック・ステップ置き去り!ユンボ・ヴィズマの作戦が火を吹く!

レースは残り80km地点で7人の逃げが決まっていて、そのときに集団とのタイム差は4分以上。

しかしレースが進むにつれその7人から脱落者がでていく。

そして残り50kmあたりから集団が活性化していくのだが、まずはGroupamaーFDJのシュテファン・キュング(Stefan Küng)ら数名がメイン集団から飛び出し逃げを追走し、逃げと合流。残り30kmあたりで逃げは6名へ変わる。

その中には昨年のパリ~ルーベでいきなり2位となった、ロット・スーダルの22歳、フロリアン・フェルメルシュ(Florian Vermeersch)も含まれていてワクワク。そのパリ~ルーベに続いての大活躍となるか?

しかしこの後すぐ、残り31kmとなったベレンドリース(Berendries、アスファルト舗装、平均斜度7.0%、最大斜度12.3%、距離940m)の登りでユンボ・ヴィズマが動く!

ロードバイクとロードレース

昨年までDSMで、今年からユンボ・ヴィズマのティシュ・ベノート(Tiesj Benoot)が、シクロクロスから復帰したワウト・ファン・アールトをひきつれ加速!この動きにクラシックを知り尽くしたチームのクイック・ステップがうまく反応できない!

一方でシクロクロス世界王者に輝いたばかりのトム・ピドコック(Tom Pidcock)やソンニ・コルブレリ(Sonny Colbrelli)は反応しついていく。

ベノートとファン・アールトのグループは先行するキュングらのグループと合体。このあと残り20kmになれば聖地カペルミュール、そしてボスベルグの登りが登場する。

ロードバイクとロードレース

と思っていたら、残り20kmちょうどでティシュ・ベノートが単独アタック!まさかワウト・ファン・アールトを囮にして勝ちに行くのか!?

ベノートは先頭でカペルミュールに突入、先頭で登り切る。

だがさすがにあの伝説のカンチェラーラのようにはいかなかった。その後キュングらの追走につかまる。ユンボ・ヴィズマの作戦は振り出しに戻ったかのように見えた。

ボスベルグ(Bosberg)の登りでついにあの男が動く!

残る勝負どころはボスベルグ(Bosberg)の登りだが、満を持してワウト・ファン・アールトがアタック!やはりこの男が本命エースか!

これでファン・アールトは後続に10秒ほどの差をつけることに成功。先頭で登りを終え、平坦区間へ。ここから先はTTの強いファン・アールトの逃げがスタート。

だが、キュングやピドコックらの追走集団も協調すれば十分追いつけそうな感じ。そしてさらにその後ろから大きな集団も近づいている。この集団も協調すればチャンスはまだゼロではない?

しかしここがロードレースのおもしろいところ。本来なら一人 vs 集団なら集団のほうが、しかも追いかけるほうが有利なはずなのに、後続集団はファン・アールトに追いつけない。それどころかどんどんタイム差が開いていく。

(‘A`)「やっぱりな」

そしてフィナーレは次のとおり。

2022オンループ・ヘット・ニュースブラッド(Omloop Het Nieuwsblad)のトップ10

1ワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)Jumbo-Visma
2ソンニ・コルブレリ(Sonny Colbrelli)Bahrain Victorious
3グレッグ・ファン・アーベルマート(Greg Van Avermaet)AG2R Citroën
4オリバー・ナーセン(Oliver Naesen)AG2R Citroën
5ヴィクトール・カンペナールツ(Victor Campenaerts)Lotto Soudal
6ラスムスティラー(Rasmus Tiller)Uno-X
7マッテオ・トレンティン(Matteo Trentin)UAE-TeamEmirates
8アンドレア・パスカロン(Andrea Pasqualon)Intermarché-Wanty-Gobert Matériaux
9フロリアン・セネシャル(Florian Sénéchal)Quick Step-Alpha Vinyl
10ヤスパー・ストゥイフェン(Jasper Stuyven)Trek-Segafredo

2022オンループのハイライト動画

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piginwired
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