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海外メディアが、カンパニョーロ(Campagnolo)の新しい特許を発見。それにはクランクに統合されるパワーメーターシステムのようなものが描かれている。
米国特許商標庁:(PDF)カンパニョーロ特許申請書類
以前にもカンパニョーロのパワーメーターに関しては「カンパニョーロからクランクアーム内蔵パワーメーター登場か?」という記事で特許情報ネタを紹介したが、今回の新しい情報はそれとやや異なる。
今回発見された新しい特許申請書類の見出しには、温度補償式応力・ひずみセンサーという単語が登場している。
超文系のブタには温度補償式という言葉は全く初耳の単語だが、簡単にその意味を理解すると、次のようになるらしい。
すなわち、センサーが受ける風の温度が変化すると同じ風速でもセンサーの計測値が変化してしまう。そこで風の温度(風温)が変化しても正確に風速を計測できるようその誤差(バラつき)を補正(温度補償)する必要がある。その補正システムを組み込んでいるのが温度補償式のセンサーということらしい。
またこの特許申請書類で「Inventor(開発者)」として名前が掲載されている Keith Joseph Wakehamだが、実は彼は過去にパワーメーターブランド4iiiiで働いていたこともあるエンジニアで、現在はそれ系の専門企業Titan LabでCEOをしている。
上述のようにこの特許は、クランクに統合するタイプのパワーメーターについてのもののようだが、コンポブランドとしてはすっかりシマノとスラムの2強に隠れてしまっている感のあるカンパが復活するきけっかけとなるか?
UAEとタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)がカンパを使っている間に再びセンセーションを巻き起こせるか?
今年のツール・ド・フランスでひょっとしたらカンパによる新型コンポまたは、このパワーメーターのプロトタイプのようなものがメディアにとらえられるかも?