ハンバーガー

Eolo-Kometaのバーガーキングウェアの謎。なぜビブにバーキンロゴありとなしが使い分けられているのか

現在ジロ・デ・イタリアを走っているProTeamの1つ、エオーロ・コメタ(Eolo-Kometa)。いまさら言うまでもないが、スペインのグランツールレジェンド、アルベルト・コンタドールが作ったイタリアのProTeamだ。

今年からはスポンサーとして世界的ハンバーガーチェーンのバーキンことバーガーキングが参加している。

バーガーキングのロゴは、エオーロ・コメタのビブの腰のところに施されているわけだが、出場するレースごとに、バーキンのロゴありのビブとロゴなしのビブがあることに気づいているだろうか?

たとえば、今出場中のジロ・デ・イタリアではバーキンロゴありのビブを使っている。

またツール・ド・ハンガリーでもバーキンロゴありのビブを使っていた。

ところがスペインのレース、GPインデュライン(グランプレミオ・ミゲル・インデュライン)や、O Gran Camiñoといったレースではロゴなしだ。

そしてトルコのレース、ツアー・オブ・アンタルヤ(Tour of Antalya)でもロゴなし。

さらに言うと、同チームにジャージを提供するのはウェアブランドのGOBIKだが、GOBIKの公式サイトでの通販ページでは、バーガーキングのロゴのないビブしか販売されていない。

GOBIK公式通販ページ:エオーロ・コメタ(Eolo-Kometa)チームコレクション

これらは一体どういうことなのか?なぜバーキンロゴのある・なしの両方が使われているのか?そしてなぜ一般向けにはバーキンロゴなしのビブしか売られていないのか?

この謎を解く鍵が、次の記事だ。

情報源:THE BURGER KING BUTT MYSTERY OF 2022

この情報源記事を書いた記者がバーガーキングのロゴの入ったビブが欲しくて欲しくてたまらなくなったのだが、チームキットを作るGOBIKの公式サイトを見たがロゴなし版しか売られてない。

記者はGOBIKに問い合わせるも、「チームの決定だからご理解を」という内容の返答のみ。

だが記者は諦めきれず、今度はチーム側とバーガーキングイタリアの双方にメールで質問した。返事が帰ってくることは期待していなかったようだが。

しかし思わず両方から返事が帰ってきた。

まずバーガーキングイタリア側は、「バーガーキングイタリアとのスポンサー契約だから、ロゴの使用はイタリア商圏内だけに限られる。GOBIKの製品は世界に向けて販売されてるから、一般販売向けのビブにはロゴなしなんよ」との返答。

次にチーム側は、「バーガーキングイタリアとの契約で、あくまでイタリア商圏内だけのスポンサーということになってるんよ」

というわけで、レースによってバーガーキングロゴのある・なしが使い分けられているのには理由があった。イタリア商圏の内か外かで分かれるようだ。

ただ上述のツール・ド・ハンガリーでロゴありが使われていたのは、なぜだろう?ハンガリーもバーガーキングイタリアの商圏なのだからだろうか?

ブタの勝手な予想だが、ジロ・デ・イタリアが今年はハンガリースタートだったからではないだろうか。なので来年のツール・ド・ハンガリーではロゴなしビブかもしれない。いや知らんけど。

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