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ヴィンゲゴーがポガチャルに挑戦状を叩きつけるような完全制覇!2026ジロ・デ・イタリア第20ステージはヨナス・ヴィンゲゴーが最後の登りを独走で勝利

ヨナス・ヴィンゲゴーが2026ジロ・デ・イタリア第20ステージも勝利し、実質的にジロを完全制覇。ツール・ド・フランスに向けてタデイ・ポガチャルに挑戦状を叩きつける。

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いつも思うのは、グランツールも長いようで短い3週間だということ。もちろんこの2026ジロ・デ・イタリアも同じような感慨だ。そして最終日前日の第20ステージが終わった。

第20ステージのコースプレビューや優勝予想は下の記事で書いたわけだが、この第20ステージも予想とは異なる展開となった。

この予想記事では次のように書いた。

おそらくヴィンゲゴーは守りの走りに終始する可能性が高い。自らアタックすることはおそらくないだろう。

しかしこの予想は完全に外れてしまった。

この日は1級山岳ピアンカヴァッロを2回登る。2回目が山頂フィニッシュとなる。

その1回目は残り70kmあたりから始まるのだが、その1回目の登りですでに逃げとの差が2分以内になっていて、プロトンは逃げ切りを許さない構え。

🐷「あっ…(察し」

この時点でもう🐷自身の予想が外れることが確実となった。

🐷「アカン。これもうヴィンゲゴーがステージ優勝狙う流れや」

ちなみに上の画像はその登りの途中でヴィンゲゴーがフロントホイール周り?を気にして一度立ち止まった後にリスタートするときのものだ。一体何を気にしていたのだろう。

Team Visma | Lease a Bikeトレインがどんどん逃げとの差をつめながら、この日2回目の1級山岳ピアンカヴァッロ。その登りで残り10.6kmになると、ついにヴィンゲゴーが発射。

これにフェリクス・ガルだけが反応するのもいつも通り。しかし今日の発射台はこれまでのダヴィデ・ピガンゾーリではなく、バルト・レメンという違いもあった。

ただこのガルもすぐに千切れてしまう。これもいつも通り。そして残り10kmをヴィンゲゴーが独走することとなる。

ヴィンゲゴーの前にはUno-X Mobilityのアンドレアス・レックネスンが10秒差ほどで逃げていたが、もちろんヴィンゲゴーはすぐに彼をパスし、単独でフィニッシュラインへ。

総合表彰台をする面々は、テイメン・アレンスマンが一時的に遅れるがエガン・ベルナルがしっかりとしたアシストを見せガルやヒンドレーらの集団に戻す。

そして最後はガル、ヒンドレー、ジー、アレンスマンのスプリント勝負。

ステージ2位や3位ならボーナスタイムが得られるわけで、しかもライバルの脚が完全に終わっていたり、メカトラがあったりしたら総合順位がひっくりかえるという可能性も0%ではなかったが、やはりそのようなミラクルは起こらず、総合2位~5位までの順位は変わらなかった。

これにて(よほどの大事件が明日なければ)2026ジロ・デ・イタリアの総合表彰台バトルは幕を閉じたことになる。

そしておそらく今大会一番注目を集めていたかもしれないのは新人賞争いではないかと思われる。Bahrain Victoriousのアフォンソ・エウラリオとTeam Visma | Lease a Bikeのダヴィデ・ピガンゾーリの争いだが、こちらも本日決着がついた。

ヴィンゲゴーがアタックした後ピガンゾーリが遅れ気味になり、ついにピガンゾーリも脚がなくなったか……と思ったりもしたが、なんとかピガンゾーリがエウラリオに追いつく展開に。

その後一瞬ピガンゾーリが攻撃をしかけようとした場面も見られたが、エウラリオのチームメイトであるダミアーノ・カルーゾがしっかりとピガンゾーリのチェックに入ってその動きを封じた。見事な職人芸である。

そんなアシストの直後にエウラリオがカウンターアタック!

最後までエウラリオは踏み続けて、(明日よほどの大事件がなければ)新人賞を確定させた。

それにしてもヴィンゲゴーがステージ優勝を狙ったのはなぜだったのだろう。本来ならガルたちに攻撃させて自分はついていくだけで良かったはず。

しかしそんなことはせず、あえて圧倒的な力の差をみせつけ、いわば2026ジロの完全制覇・完全優勝を成し遂げたわけだ。

思うに、これは2024ジロで同じように貪欲にステージ優勝を重ねて圧勝したタデイ・ポガチャルを意図的に真似したのではないか?

そして何より来たるべき今年のツール・ド・フランスを前にしてポガチャルとUAE Team Emirates – XRGに挑戦状と警告を叩きつけたのではないか。「俺は強い」と。

このままいけば、今年のツールはポガチャルとヴィンゲゴーがともにベストコンディションで相まみえることになりそうだ。今年のツールは過去最高のハイレベルな戦いとなるかもしれない。

結果

ステージトップ10

順位選手名チーム名タイム差
1Jonas VingegaardTeam Visma | Lease a Bike
2Felix GallDecathlon CMA CGM Team1:15
3Jai HindleyRed Bull – BORA – hansgrohe,,
4Derek Gee-WestLidl – Trek,,
5Thymen ArensmanNetcompany INEOS1:19
6Afonso EulálioNetcompany INEOS1:25
7Egan BernalBahrain – Victorious2:03
8Damiano CarusoBahrain – Victorious2:13
9Michael StorerTudor Pro Cycling Team,,
10Davide PiganzoliTeam Visma | Lease a Bike,

総合トップ10

順位選手名チーム名タイム差
1Jonas VingegaardTeam Visma | Lease a Bike
2Felix GallDecathlon CMA CGM Team5:22
3Jai HindleyRed Bull – BORA – hansgrohe6:25
4Thymen ArensmanNetcompany INEOS7:02
5Derek Gee-WestLidl – Trek7:56
6Afonso EulálioBahrain – Victorious9:39
7Michael StorerTudor Pro Cycling Team10:13
8Davide PiganzoliTeam Visma | Lease a Bike10:52
9Egan BernalBahrain – Victorious11:24
10Damiano CarusoNetcompany INEOS12:54

各賞1位

ポイント賞Paul Magnier(Soudal Quick-Step)
山岳賞Giulio Ciccone(Lidl – Trek)
新人賞Afonso Eulálio(Bahrain – Victorious)

ハイライト動画

のちほど。

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