引退のマイケル・ウッズが現役復帰!世界選手権限定でカナダチーム代表に選出!

マイケル・ウッズが現役復帰、2026年モントリオール世界選手権でカナダ代表としてレースへ

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2025年限りでプロロードレースから引退したマイケル・ウッズが、母国カナダで開催される2026年UCIロード世界選手権に出場する。

39歳のウッズはカナダ代表に選出されて現役復帰。モントリオールで再び世界最高峰のロードレースに挑むことになった。

今回の復帰は本格的な現役復帰ではなく、母国開催の世界選手権に出場するための特別なカムバックだ

カナダチームでは、勝利を狙うエースとしてだけでなく、豊富な経験とリーダーシップをもってチームに貢献することが期待される。

情報源:Michael Woods comes back from retirement to have one last go at the home Montreal World Championships

引退後のマイケル・ウッズ

もともと陸上競技をやっていて、29歳でロードレースの選手としてプロデビューという遅咲きのマイケル・ウッズ。クライマーとして活躍し、2018年ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージでは死産した息子に捧げる、涙なくして語れないステージ優勝を飾った。

また2023年ツール・ド・フランス第9ステージでも優勝、モニュメントでは2018年リエージュで2位に入るなどのキャリアをもつ。

そんなウッズは2025年シーズン終了をもって、約10年間にわたるプロロード選手としてのキャリアを終えた。しかし、自転車競技そのものから離れたわけではない。

2026年もグラベルレースやグランフォンドに継続的に出場し、レース活動を続けてきた。そのため、引退後もカナダ代表チームの選考対象から完全に外れることはなかったようだ。

決定的なアピールとなったのが、今年の6月に開催されたカナダの国内ロード選手権だ。ウッズはプロ引退後ながら7位に入り、世界選手権を戦えるだけの高い競技力を維持していることを証明した。

この結果と経験が評価され、2026年モントリオール世界選手権のカナダ代表入りが決まった。

世界選のコースは過去に2度の8位

地元ということもあるが、ウッズはモントリオール(仏語:モンレアル)のコースを熟知していると言える。

過去には同都市で開催されるワールドツアーのワンデーレースのグランプリ・シクリスト・ド・モンレアルで、2019年と2024年にそれぞれ8位を記録した。起伏の多いコースは、急勾配でのパンチ力を武器としてきたウッズの特性にも合っている。

もっとも、今回の世界選手権ではウッズ自身に過去と同等の上位成績を求めているわけではない。カナダ側が特に評価しているのは、長年にわたって世界のトップレベルで戦ってきた経験と、チームを支えるリーダーシップだ。

ウッズは代表発表後、SNSを通じて次のように喜びを表現した。

So stoked, and proud, to be wearing the maple leaf for one last time

訳「めっちゃワクワクしてる。カナダのジャージで最後のレースやしね」

母国の象徴であるメープルリーフのジャージを着て走るモントリオール世界選手権は、ウッズにとってプロキャリアの“最後の一章”となる。

カナダ代表のエースはデレク・ジーか

カナダ男子代表のエースを務めるとみられるのは、2026年ジロ・デ・イタリアで総合5位に入ったデレク・ジー=ウェストだ。

代表メンバーには、ジー=ウェストとウッズのほか、ピエール・アンドレ・コテ、ユーゴ・ウル、マイケル・レオナード、ニコラス・ズコウスキーが名を連ねる。このうちジーとレナードは個人タイムトライアルにも出場する予定だ。

ウッズには、レース展開を読みながらチームメイトを適切な位置に導き、重要な局面でジーらを支える役割が期待される。世界選手権のようなチーム無線が使えないレースでは、経験豊富なベテラン選手の判断力が大きな意味を持つだろう

母国の世界選で迎える本当のラストレース

陸上競技の中距離ランナーから自転車競技へ転向し、比較的遅い時期にプロロードの世界へ進んだウッズ。それでも約10年間にわたり世界最高峰で走り続け、クライマー、パンチャーとして存在感を示してきた。

引退後もグラベルやグランフォンドへの挑戦を続けたことが、今回の異例の代表復帰につながった。単なる記念出場ではなく、国内選手権7位という明確な結果を残したうえでの選出であるため、その走りにも期待できそうだ。

ウッズが個人の順位を狙うのか、それとも完全にチームのサポート役に回るのかは、実際のレース展開次第となるだろう。

それでも、地元ファンの前でメープルリーフを背負う姿は、2026年モントリオール世界選手権を象徴する場面のひとつになるだろう。

39歳のベテランが母国でどのような走りを見せ、ロードレースのキャリアにどのような結末を与えるのか。その最後の挑戦に大きな注目が集まる。

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