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ティボー・ピノが全仏テニスのラファエル・ナダルの麻酔注射使用について疑問を示す。2022フレンチオープン

ティボー・ピノが、2022全仏テニスで優勝したラファエル・ナダルの麻酔注射使用について発言

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昨日テニスのグランドスラムの1つ、全仏ことフレンチオープンでスペインのラファエル・ナダルが優勝した。ナダルといっても、もちろんあの芸人のほうではない。

そのナダルは、足の状態がひどくて麻酔注射をして痛みを騙しながらの戦っていたことを告白している。

参考:苦難を乗り越え14回目の栄冠を掴んだナダルの秘密「僕は足の神経に注射をしてプレーしていた」 [フレンチ・オープン/テニス]

普通の一般人やテニスファンがそのニュースに接すれば、苦闘を乗り越えた美談・苦労話として受け取るだろう。しかし、ロードレース業界の人間やロードレースファンは、「ん?」と感じるかもしれない。

たとえば、FDJのエースのティボー・ピノ(Thibaut Pinot)は、今回のナダルの麻酔注射の使用について、こんなツイートをしている。

情報源:“Today’s heroes…”: Thibaut Pinot and Guillaume Martin question Rafael Nadal’s use of anaesthetic injections during French Open

この短いツイートの「🤔」という疑問マークがつけられていることからわかるように、ピノは今回のナダルについて違和感を覚えているようだ。

このピノのツイートについて、同じフランス人のテニス選手ジョナサン・イセリが批判めいた反応を示しているようだが、ピノはその後今回のツイートの真意を説明する。

ピノの真意、それはドーピングについてのものだ。ピノはこう説明する。

“The methods [used by Nadal] are simply prohibited in my sport, which is unfortunately so decried. Here is a little more precision on the sadness of my tweet.”

訳「ナダルの麻酔注射の使い方はロードレースでは普通にアウト。めっちゃ批判される。これが自分のツイートの真意や」

ロードレースのドーピング規制は全てのスポーツで最も厳しいものと言われているが、もちろんナダルによる今回のような麻酔注射の使い方もドーピング扱いになるとピノは言う。

スポーツが違えば文化も異なり、そしてルールも異なるのは仕方ないことだが、ロードレースのプロとしてのピノからすると、テニス界で許されている今回のような行為にはやはり違和感を抱くということだ。

ロードレース界とテニス界でドーピングについてのルールが異なることに疑問点を感じているのだろう。

もともとピノはドーピングには厳しい姿勢・考え方を持つ選手だけに、今回のナダルの行為についてもなにか言いたくなったのだろう。

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piginwired
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