Scottから2023年モデル新型Foil RCが登場
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ドイツのワールドツアーチームのチームDSMが使うバイクブランド、Scott(スコット)からエアロロードバイクFoilの2023年モデルの新型Foil RCが登場した。
まずは製品PVを。
UCI規定ギリギリを攻めたデザインの新Foil RCの性能
Scotto海外公式サイト:THE ALL-NEW FOIL RC
デザインは現行の2022年モデルからかなり変わった。雰囲気的にはScottのトライアスロンバイクのPlazma RCの要素をいくつか少し取り入れたような感じになっているように見える。
たとえば、
- シートチューブの形状
- トップチューブの形状
- シートチューブとシートステーの接続部分の形状
- シートポストの形状
- シートアングル
- ヘッドチューブ~フォークあたりのデザイン
などなど、見た瞬間に現行Foilとはかなり変わったように見える。
これらのデザイン変更は、UCI規定に違反するかどうかのギリギリのラインを攻めたデザインの結果。
新Foil RCは21%速い
大きく向上させたエアロ性能について、スコット曰く「時速40kmで40kmを走ると、現行モデルより1分18秒速い」とのこと。16ワットの差があるようだ。
(‘A`)「けっこうヤバくない?」
同社曰く、現行モデルとくらべて21%速いとのこと。
9%軽い
300ものデザインテストを繰り返し、可能な限り無駄な連結部分やパーツを省いた。3割ほど不要なパーツが減ったらしい。それによりその部分の塗装も不要となる。
そういった結果HMX-SLモデルでは915gまでフレームを軽量化することに成功。現行モデルより9%軽くなったとのこと。
快適性の向上
剛性とのバランスも見直され快適性が10%アップとのこと。
その工夫の1つがシートポストの一部(サドル下部)がパコンと取り外せること。この部分はゴム製になっていて、それをつけたり外したりすることで、その日の路面状況に応じた走り心地をコントロールできるようだ。そのシステムの名前はダンカン(Duncan)。
価格
価格などはまだ不明。日本市場向けの価格、完成車のバリエーション、カラーなどはそのうち日本公式サイトで発表されるだろう。