ジュリアン・アラフィリップはブエルタ・エスパーニャに出場へ

春のリエージュ～バストーニュ～リエージュ（Liège-Bastogne-Liège）で大怪我を負った世界王者ジュリアン・アラフィリップ（Julian Alaphilippe）は、残念ながら今年のツール・ド・フランスには出場していない。

しかしすでに肉体は回復しており、シーズン後半の目標は年間最後のグランツールのブエルタ・エスパーニャに定めたようだ。

情報源：Alaphilippe getting back into action for Vuelta a España

そのときの怪我からの順調な回復ぶりからツール・ド・フランス出場の可能性もあったのだが、ツール直前のフランス選手権で怪我からレースに復帰を果たし、13位でフィニッシュ。

療養明けの成績としては悪くない順位だと思われるが、やはりツールで勝つためのレベルにまで戻るには時間が足りなかったようだ。チームはそのように判断し、アラフィリップ自身もその判断を理解し納得のツール欠場となった。本人も中途半端な状態でのツール出場は望むものではなかったからだ。

そんなアラフィリップの次のレースは、ベルギーのワロンヌ地方で開催される有名ステージレースのツール・ド・ワロニー（Tour de Wallonie）となるもよう。

その後はブエルタ・エスパーニャが彼のシーズン後半の目標となるようだ。そのように昨日のツールの休息日にチームのボスであるパトリック・ルフェーブルが明らかにした。

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