【2022ツール】今日の第13ステージのコースの紹介

昨日の第12ステージはクリス・フルームの復活とトム・ピドコックの圧倒的な強さという新旧のイギリス人コンビの走りに魂が震えた1日だった。

そしてポガチャルの連続攻撃がゴール目前であったわけだが、それでも総合首位のヨナス・ヴィンゲゴーは崩れず安定した走りを見せた。勝負はやはり最終週か？

そんな第12ステージはアルプス三連戦の最後だったが、今日の第13ステージからはピレネー山脈へ向かう。そのコースプロフィール画像が下だ。

ご覧のとおり逃げのためにあるようなレイアウトのコースとなっている。アルプス三連戦を終えたこと、ピレネー山脈への「つなぎ」の日であること、今日のステージのコースには大きな山がないことなどを考えると、おそらく総合争いは勃発しないまま、プロトンは平穏に走り終えるはず。だからこそ逃げが決まる可能性が高い。

だがスプリンターを擁するチームや逃げに乗ってナンボというチームにとっては絶対に逃げを送り込みたいし、生き残ったスプリンターを勝たせたい日でもある。

それゆえJumbo-VismaやUAEといったチームよりも、Lotto SoudalやBikexExchangeなどのチームが率先してプロトンをコントロールし、大逃げは許さないかもしれないし、スタート直後から熾烈なアタック合戦となるかもしれない。

(‘A`)「またワウト・ファン・アールトが逃げにのりそう」